先に結論を書きます
ESP-32モジュールがベスト
IoTデバイスを作る際に、通信手法を考えることになります。
Bluetoothや、WiFi,LPWAなどがありますが、距離と、手軽さからWiFi通信をしたい人が多いと思います。
数年前までデバイスをWiFiにつなげたいと思うと非常に大変でしたがESP-8266のおかげで、この敷居が非常に低くなりました。
ESP-8266の対抗馬としてRTL8710なども存在しましたが、メジャーにはなれませんでした。
現在ですと、ESP-32が中心だと思います。
しかし、ESP-32には大きな問題があります。
今回は、ESP-32以外のチップ、モジュールが無いかを含めて少し見てみましょう。
主要チップ及びモジュール
Espressif Systems
・ESP-8266
・ESP-32
Realtek
・RTL8720
Siliconlabs
Cypress
・CYW4356
*RaspberryPiなどの通信部に使用されています。
*CYW4356/CG8674はBluetooth5対応のようです。
MediaTek
・Azure Sphere MT3620
MicroSoftのAzureSphere用に作られており、10年の供給保証があります。
一覧
技適の問題、入手性の問題、電流の問題を考えた場合、ESP-32が一番コスト的にも、使い勝手的にも良いという結果になります。
ただし、Realtek社のチップは、技適取得されているものが少ないですが、ESP-32の対抗馬だけあり、性能面もよく
技適取得されたモジュールがでまわるのを楽しみにしています(Seeeed社ヘ向けて)