BVE 鉄道シミュレーターで自宅運転台を動かそうではBVEに追加のプラグインを使用してメーター類を動かしたり、マスコンなどから入力を行ってきました。
サンプルに存在する総武線や京成線以外の路線を動かそうとすると複数のプラグインに対応していなかったり、車両の追加をしないと動かないものがあります。
今回は、初期設定について簡単に説明します。
BVEに路線を追加する
BVE5対応データ一覧/路線データ一覧表 にBVE5に対応した路線データがまとめられています。
今回は、これらを使って路線を追加します。
運転したいと思う路線を選択してダウンロードしましょう。
㊟路線・車両の改造
路線や車両の提供者様によっては、車両や路線の改造後にHP,SNS,Youtube等への公開を認めない方がいらっしゃいます。
当方も規約を確認の上掲載していますが、 万が一そういったものがあればお知らせいただければと思います。
路線を登録する
基本はBVEのフォルダ Scence などにファイルを置くことを勧められているようです。
車両ファイルを別途配置する必要がありますが、これはどこに置くべきなのでしょうか?
路線と車両ファイルのページに作者様が配置場所を指定して頂ける場合もありますが、それでも表示されないことがあります。
これは、定義ファイルに定義が入っていなかった例です。
今回の場合、定義ファイルに追加する必要があります。
シナリオファイルとは
今回は、Noggyの倉庫 様の 東武伊勢崎線 を使用して見て行きましょう。
シナリオファイルは、マップフォルダにあります。
Vehicle =
に車両ファイルが記述されている必要があります。
車両ファイルは Scence 以下の A7 というフォルダに配置します。
シナリオファイルの例
車両は つきさぶ5条16丁目 様の 東武9000・10000系 を使用します。
http://moribayashi80.tsuyushiba.com/Entry/13/
記載の通り A7\TOBU10000\Vehicle\xxxxxx.txt を追記します。
シナリオファイル に 車両ファイル が記述されていない場合、シナリオは表示されません。
追記した車両ファイルの例
シナリオファイルに車両ファイルを記述しシナリオを開いてみましょう。
無事シナリオが表示されます。
複数の車両を使用したい場合はこの シナリオファイル をコピーして複数配置すると使用可能なようです。
東武10000系の車両ファイルの例
東武9000系の車両ファイルの例
車両に表示される速度計やATSなどの情報は車両ファイルの Ats に記載されている ATSプラグイン により制御されています。
本車両は PI\90000\TJ\detailmanager.dll で制御されています。
複数のプラグインを使用できるDetailManager
車両に複数のプラグインを追加するプラグイン DetailManager を使用します。
DetailManager は DetailManager.dll と DetailModules から成り立っています。
今回の 東武9000・10000系 は DetailManager が搭載されているので DetailModules に追加するプラグインを追加記述します。
BveSerialOutput は以下を参考に追加してください。
ATSの出力
車両から出力される内容は
Panel = xxx.txt
に記述されています。
東武9000系のファイルを開いてみました。
subject = ats xxx
subject の後ろの ats xxx が速度計やATSなどの情報になります。
シリアル出力エディタ BveSerialOutput でこれらを設定して出力していきます。
以上で路線・車両の追加及び速度や信号の出力が出来たと思います。
参考・引用
つきさぶ5条16丁目 http://moribayashi80.tsuyushiba.com/Entry/13/
Noggyの倉庫 https://ux.getuploader.com/Noggys_Wh/download/12