WeActStudio CH552CoreBoard を購入したので使用方法をまとめてみました。
WeActStudio CH552CoreBoard は Aliexpress等で1~2ドル程度で購入できる格安ボードになります。
CH551/CH552とは?
今回使用する WeActStudio CH552CoreBoard は CH552 というSoCが搭載されているマイコンボードになります。
CH552 は10個で1~2ドル程度と格安なのが特徴で、FTDIなどのUSBシリアルチップの代わりとして使用されています。
(M5Atom等でも使用されています)
数年前に CH551G Development board を購入し、使用しようとしましたが CH551 には ADC が搭載されていません。
今回使用する CH552 は CH551 に無い ADC が搭載された格安マイコンになります。
CH551G Development board
WeActStudio.CH552CoreBoard
CH551/CH552用Arduino環境構築
Arduino IDEの設定
最初に ArduinoIDE の設定をします。
ファイル⇒基本設定
追加のボードマネージャーのURL の アイコン をクリックします。
追加のURLに以下のURLを追加し、OKをクリックします。
なお、ボードマネージャーに追加するURLは記載のとおり、改行を加えていくつも追加可能です。
DeqingSun: https://raw.githubusercontent.com/DeqingSun/ch55xduino/ch55xduino/package_ch55xduino_mcs51_index.json
キチンとURLが追加されていることを確認してOKをクリックします。
ツール⇒ボード⇒ボードマネージャー をクリックします。
ボードマネージャの検索に __CH55__と入力します。
CH55xDuino が表示されれば、これをインストールをクリックします。
ツール⇒ボード⇒CH5xDuino⇒CH551Board などご自身で使われるマイコンのSoCを選択します。
今回は、サンプル例を使用します。
ファイル⇒スケッチ例⇒Generic EXamples⇒01Basics⇒AnarolgReadSerial を選択します。
(CH551の場合は、Blinkにします)
赤枠のボード選択をクリックします。
ボードに CH と入力するとCH551,CH552などのボードが選択できると思います。
右側のポートには接続するポート番号を指定し、OKをクリックします。
それではコンパイルして実行します。
エラーが出る場合があります。
ドライバーがきちんと当たっていない為です。
今回試した所、初期状態でドライバが認識されており、ドライバのインストールの必要はありませんでした。
もし、認識されていない場合は、ドライバをインストールするようにしてください。
正常に書き込まれた例