GR-MANGOには、無線LANが搭載されていません。
今回は無線LANが使えるようにアダプターボードを製作しました。
##ボード概要
GR-MANGOはRaspberry Piと同じフォームファクタになりました。
ピンも同じ40ピンかつ、似たようなピンアサインだそうです。
(量産版は仕様が異なります)
今回のアダプタボードは、ESP32とLora用にRAK811を使用できるようにしました。
##ボード仕様
ESP32とRAK811を40ピンのExConnectorで接続します。
GR-MANGOは、3.3V出力がしっかりしており、ESP32を使用しても全く問題なく使用できるようになっています。(5V→ 3.3V Max:3A)
これは、量産版にも引き継がれました。
ただし、万が一を考慮して5Vのレギュレータも使用できるようにしました。
ちなみに、試作品は、UARTの端子を間違えて配線してしまったために、ファームウェアを修正していましたが
Mbedのピンアサインを変更すれば問題が無いので、元に戻しています。
ピンソケットはピンソケット 2×20(40P) ラズパイ用スタッキングコネクタを使用しています。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-10702/
これで、さらにスタック可能です。
##プログラム
プログラムは加藤 大樹さんのものを使用します。
WiFiのプログラムはこちら
https://github.com/d-kato/RZ_A2M_WebCamera_MIPI
BLEのプログラムはこちらを使用しています。
https://github.com/d-kato/RZ_A2M_BLE_sample
ESP32のATコマンドのファームウェアはこちらを参照して書き込みます。
https://github.com/d-kato/esp32-at-ble-stack
###接続画面
こんな感じで接続されます。