秋月電子通商で販売されているWi-Fiモジュール ESP32-C3-WROOM-02-N4用のDIP化キットを作ってみました。
ESP32-C3-WROOM-02-N4用DIP化キットを作る理由
ESP-WROOM-02 の後継品とも言える ESP32-C3モジュール が発売されました。
ESP32-C3 は コア が RISC-V になるとともに USB の ペリフェラル が搭載されました。
これによりUSBシリアルのICを使用せずに書込みも可能となりました。
さらに、ESP32-C3-WROOM-02-N4 は 310円 と格安です。
ESP-WROOM-02 は DIP化キット が販売されていましたが、レイアウトが近い ESP32-C3-WROOM-02-N4 には存在しない為、DIP化キット を作ってみました。
資料
回路は ESP32C3WROOM02 Datasheet を参照しました。
IO2,IO8,ENにプルアップ抵抗10kΩが必要です。
電源 と、 MicroUSB を追加しました。
C5,C6 はリファレンスに合わせて追加しています。
R1,R2,R3抵抗 は突入電流対策およびポカミス用に用意しています。
基板
ESP-WROOM-02DIP化キットと同じような形にしました。
完成状態
C5,C6 は NC となります。
R1,R2 適当なサイズの抵抗を R3 は 0Ω抵抗 にします。
検証
USBケーブル を接続すると USBシリアルデバイス と認識すると思います。
続いて ArduinoIDE 等でプログラムを書き込んでみましょう。
あとがき
今回LEDをつけていないため、動作状態がわからないのが少し失敗でした。