Renesas RAマイコンを使ってみようと思います。
Renesas RAマイコンは、AzureRTOS や FreeRTOS(AWS RTOS) が使用できる特徴があります。
今回はFPB-RA2E1というR7FA2E1A93CFM（Arm Cortex M23）というマイコンが搭載されたボードを使用して説明します。
e2Studioのダウンロード
Renesas の RAマイコン の開発は e2Studio というエディタで開発します。
Github からプログラムをダウンロードします。
here をクリックしてダウンロードします。
e2Studioのインストール
ダウンロードしたプログラムを自動解凍します。
ファイルが大きいため、解凍には時間がかかります。
ALL Users を選択します。
Custom Install を選択し、Next をクリックします。
Quick Install を選択すると、日本語表示が出来ない為、お勧めできません。
Next をクリックします。
拡張機能では必ず Japanese を選択し Next をクリックします。
必要なものは適宜追加しておいてください。
ソフトウェア契約の条件に同意します。 の チェック を付けて Next をクリックします。
Next をクリックします。
インストール をクリックします。
ドライバのインストール確認がありますので、インストール をクリックして進みます。
e2Stduio 以外のチェックを外して OK をクリックします。
以上でe2Studioのインストールは終了です。
e2Studioの起動
ワークスペース のフォルダを指定して、 起動 をクリックします。
My Renesasのログイン 画面が出ますが、必要ない場合は、 キャンセル をクリックします。
※ログインしないでもある程度使えますが、アカウントを作りログインすることをお勧めします。
必要ない場合は いいえ をクリックします。
Blinkyプログラムの作成
ファイル⇒新規⇒Renesas C/C++ Projext⇒Renesas RA を選択します。
Renesas C/C++ Project をクリックして、次へ をクリックします。
Project Name を入力し 次へ をクリックします。
使用するボードを選択し 次へ をクリックします。
今回は、FPB-RA2E1 を選択します。
RTOS を使用しない No RTOS にします。
Bare Metal - Blinky を選択し、終了をクリックします。
以上で、ボード設定などが入ったプロジェクトが用意されました。
パースペクティブを開く をクリックします。
Generate Project Content をクリックします。
ビルド
ビルド をクリックします。
ビルドが完了すると Build Finished と表示されます。
デバッグ
デバッグ します。
デバッグ をクリックすると進行情報が表示されます。
初回は セキュリティの重要な警告 が表示されます。
アクセスを許可する をクリックします。
パースペクティブ切替の確認 が表示されます。
切り替え をクリックします。
➡を数回クリックすることで、LEDが点滅します。
以上でBlinkyが動作しました。
Debuggerノジャンパ
FPB-RA2E1などはE2エミュレータLiteが搭載されている。
画像のDebuggerのジャンパをつなげないと使えないので注意。
