書泉や東急ハンズで販売されていた電流計を速度計とみなして動かしてみます。
電流計を速度計と変える事で、そのまま速度計を動かすことが出来ます。
##速度計
速度計や電流計は、電流制御の為、抵抗を挟むことで電圧に応じてメーターが動くようになります。
##ステーの製作
ステーを3Dプリンターで製作しました。
##組立
製作したステーにメーターを取り付けました。
##ハーネスの製作
電流計とマイコンをつなぐハーネスを製作します。
#マイコンの準備
今回はESP32を使用します。
ESP32には2つのDACがあり、DACと無線機能が使えるから選択しましたが
メータを3種類使用する際にはPWMに変更しています。
このため通常の使用であればPWMやAnalogWriteが使える普通のマイコンの方が良いといえます。
#制御抵抗の追加
ESP32のDACと速度計の間に、抵抗を挟みます。
電流は2.5~5mA程度のようです。
3.3Vから2.5mAを生成するには1.32kΩ、5mAは0.66kΩとなります。
この為メータに合わせて、1~2KΩ程度の可変抵抗を使用します。
なお、抵抗値は確定していない為、可変抵抗を入れることをお勧めします。
#プログラム
下記プログラムはESP32のdacWriteを使用したものです。
/*
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ESP32 DAC - Digital To Analog Conversion Example
*/
#define DAC1 26
int Value = 255; //255= 3.3V 128=1.65V
void setup() {
Serial.begin(115200);
}
void loop() { // Generate a Sine wave
dacWrite(DAC1, 255);
}
#可変抵抗を調整する
なおプログラムを動かす前に、可変抵抗を最大にしておきます。
これはメータの針が振りきれることを防ぐためです。
可変抵抗を調整して最大出力の状態と表示する最大値を一致させます。
今回は、120Km/hを最大として設定しています。