東急ハンズや書泉などで「メトロの缶詰」などの店名にて東京メトロの廃車部品が販売されていました。
今回は、丸の内線で使われていた02系の車側表示灯(1500円)を点灯させてみます。
(営団・東京メトロの7000系や02系と03系などの車側表示灯は同じような形状のものがあります。
(車側表示灯が縦と横と故障灯の色が数種類あり)これは02系の103Fのものでしたので修正しました)
車側表示灯の中身
まずは裏蓋を開けてみます。
直流100Vで点灯するようになっているようです。
ワシ丸ドットコム!さんリレーを使って車側灯と運転士知らせ灯を配線してみた!
https://www.youtube.com/watch?v=BpId6cU6sSA
赤と、橙のLEDが大量についていますね。
点灯回路を作る
当初秋月電子で売っているブリッジダイオードKBPC3510を使用したものを作りました。
その後、共立電子で4G4B41を購入したので4G4B41用に再製作したので今回はこちらを使用しました。
ケースを製作する
今回も( https://www.bankin.co.jp/ )協和工業株式会社 にてケースを製作してもらいました。
今回は、このボトムケースに部品を付けていきます。
組み立てる
電源となる交流100Vをトランス(HT-7005)で交流70Vに変換し、直流約90Vを生成します。
交流100Vは実効値141Vとなり、ブリッジダイオードを経由することで直流131Vになります。
このため、一度交流70Vに落とす事で約90Vの直流にする事が出来るのです。
(交流141Vはブリッジダイオードにより直流131Vになるため交流70Vは単純に98Vではなく約90V程度の直流となるはずです)
トランス(HT-7005)を取り付ける。
配線を準備する
組立
組立の注意
交流・直流100Vを扱う為、電気絶縁手袋や、ON/OFFスイッチ付きのタップなどを使用し安全な環境で作業をするようにしてください。
完成
電解コンデンサを使用しない
あまりいい手法ではありませんが、電解コンデンサを使用しない場合、約92Vの直流が出力可能です。
これは、コンデンサにより平滑化されていない為です。
AC/DC変換の基本-AC(交流)・DC(直流)とは、AC/DC変換が必要な理由
https://techweb.rohm.co.jp/knowledge/acdc/s-acdc/01-s-acdc/9