SiliconLabsからBGM220Pモジュール搭載のBGM220 Explorer Kitが販売されていたので入手してみました。
BGM220PモジュールにはEFR32BG22が搭載されており、もちろん技適を取得しているのでそのまま実証可能です。
EFR32BG22とは
EFR32BG22とは、Bluetooth5.2対応のSoCになります。
Bluetooth5.2に付加されたオーディオ機能に対応するべくデジタル・マイクロフォン・インタフェース(PDM)を搭載しています。
https://jp.silabs.com/wireless/gecko-series-2/efr32bg22
EFR32BG22の技術適合取得済みモジュールとしてBGM220P/BGM220Sが
開発者ボードとして技術適合がないSLWSTK6021AとThunderboard EFR32BG22(SLTB010A)が販売されています。
BGM220 Explorer Kitとは
BGM220 Explorer KitはBGM220Pの開発者ボードとなりBGM220Pが技術適合を取得済みの為、国内において申請等無く使用可能です。
価格は1123円(2021年4月1日現在)とモジュール単体(¥907.5)と大差ない上に、本体にはJ-Linkが搭載されておりそのままデバック可能です。
拡張端子
- ボタン
- LED
- I2C(QWIIC)
- MikroBus
- 2.54ピッチピン(スルーホール)
接続
- USB接続
- (Mini Simplicity端子は背面にコネクタをはんだ付け)
BGM220 Explorer Kit ユーザーガイド
比較
今回は、同じEFR32BG22を搭載するThunderboard EFR32BG22と比較します。
まずは、パッケージです。
付属品は、USBケーブルのみです。
左がBGM220 Explorer Kit、右がThunderboard EFR32BG22です。
Thunderboard EFR32BG22(SLTB010A)とは
Thunderboard EFR32BG22はコイン電池で本体だけで実証可能なようにセンサーやMini Simplicity端子、そしてマイクなどが搭載されています。
開発環境
開発環境は
Silicon Labs BGM1xx:クイック・スタートガイド
https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/articles/silicon_labs/133247/