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IAR RISC-V評価キット

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IAR

IARという会社をご存知でしょうか?
IARとはマイコン用の統合開発環境を提供する会社の一社です
ルネサスやSTマイクロのセミナーなどで使用されているので使ったことがある人も居るのではないでしょうか?

IARがRisc-V

Risc-VはArmの対抗馬と目されるCPUであり、オープンソースライセンスなのも特徴です。
マイコン業界を含めて注目はされていますが、開発環境やサポートなど商用として移行するには難しい状況でした。
そんな中で、IAR社がRisc-VのCPUを製造するGigaDeviceと協業したのです。

RISC-V評価キット

本キットはGigaDeviceのGD32VF103R8T6とスイッチ、LED、センサー類を搭載した評価ボードとI-jet Liteというデバッカーがセットになっています。
https://www.iar.com/jp/iar-embedded-workbench/tools-for-risc-v/evaluation-kit-for-risc-v/
今回は、こちらを触ってみる事にします

ブリスターパックに入っています

基板、I-jet Lite、USBケーブル

GD32VF103R8T6に
・USB-シリアルチップ
・スイッチ
・LED
・フルカラーLED
・ADC用の可変抵抗
・温湿度センサ
・加速度
・ライトセンサー
・マイクロフォン
・SPIフラッシュ
などがついているようです。

IAR Academy

今回のキットも、IARが提供し始めたIAR Academyと連携されています。
https://training.iar.com/

IAR Workbenchの使い方を一通り学べるようになっています。
今回、ちょっと良いなと思ったのは、Hello WorldでVersionを入れる所だったりします。

こんなところを・・・と思ったかもしれませんが、バージョン情報を反映せる機能は意外と便利な気がします。

言いたいことは何だろう?

一通り、動画を見るとIAR Workbenchを触る事と共に、Risc-Vを動かす事が出来ます。
コンパイラの圧縮の話とか、興味深い所を知る事が出来ました。
ただ、彼らが言いたいのは、IAR Workbenchを使う事でArmもRisc-Vも同じようにコーディング可能だと言いたいのではないか
と思います。

統合開発環境によって、使うコードが変わったり、設定が変わる為に、様々なコンパイラ、開発環境を行き来すると頭が追いつきません。
IARユーザーにとって、IAR Workbenchを使えば、同じような環境でArmもRisc-Vも開発できるのは確かにメリットだと思います。

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