動画でも解説しました
動画【PowerApps】バーコードリーダーコントロール②活用例とQRコード作成方法
活用例
こちらがHOME画面
こんな感じで備品管理アプリなんてどうでしょう?
大抵の商品は購入するとバーコードが貼られているので、そのままスキャンして登録できたら便利ではないでしょうか?
↑のぎゃらりーnQRコードボタンの上の英数字がバーコードの文字列になります。
データソース上ではuser_idにしています。
HOME画面の右上の+ボタンのOnSelectプロパティに以下
Navigate(ScreenForm);//フォーム画面に移動
NewForm(EditForm)//フォームを新規登録モードに変更
アイテムの新規登録フォームを準備
画面の追加で、フォーム画面を追加してScreenFormに名前を変更
HOME画面のギャラリーと同じデータソースに接続します。
フィールドの編集で必要な項目に絞ります。
ここではアイテム名のuser_nameとバーコードの文字列であるuser_id
アイテムの写真であるuser_imageを残しました。
user_idにバーコードの文字列を入れるため、左メニューの+アイコン➤メディア➤バーコードリーダーコントロールを追加します。
画像のように、バーコードリーダーコントロールは透明にして、カメラアイコンを背面に配置するのがおすすめです。
画面ScreenFormのOnVisibleプロパティに以下
//バーコードリーダーのデータ形式に合わせてコレクションを作成
ClearCollect(col_code2,{Type:"",Value:""});
//コレクションをクリア
Clear(col_code2);
▲バーコードをスキャンした際に作成するデータ形式に合わせてコレクションを準備します。
編集する際にエラーが出るので、入れておくと安心です。
バーコードリーダーコントロールの設定
バーコードリーダーコントロールのOnScanプロパティに以下
ClearCollect(col_code2,Self.Barcodes)
複数スキャンする必要がないので、バーコードリーダーコントロールのスキャンモードは、Automatically scan
かSelect to scan
にします。
▲こちらのDataCardValueにバーコードの文字列を入れたいのでDefaultプロパティに以下
//バーコードをスキャンしていないときは、Parent.Default
//スキャンした時はコレクションの最後のレコードのValueを取得
If(
IsBlank(col_code2),
Parent.Default,
Last(col_code2).Value
)
APIを利用してQRコードを作成
既存のバーコードを利用しない場合は、QRコードを作成してアイテムに貼るのがおすすめです。
任意のIDをQRコードにするために、APIを利用してみます。
QRコードボタンの上のテキストラベルの文字列をQRコードにしてみます。
QR cod APIについてはこちら↓
https://goqr.me/api/doc/create-qr-code/
QRコードボタンのOnSelectプロパティに以下
Launch("http://api.qrserver.com/v1/create-qr-code/?size=300x300&data=" & "ここにQRコードにしたい文字列")
"ここにQRコードにしたい文字列"の部分を変更して使用してください。
これで任意の文字列をQRコードにしてブラウザに表示出来ます。
アプリ上で表示したいなら画像のimageプロパティに変数を設定し
Set(変数名,"http://api.qrserver.com/v1/create-qr-code/?size=300x300&data=" & "ここにQRコードにしたい文字列")
とすることで画像コントロールにQRコードを表示することができます。
QR cod APIについてはこちら↓
https://goqr.me/api/doc/create-qr-code/