1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

バーコードリーダーコントロールの活用とQRコード作成方法

Last updated at Posted at 2025-02-24

動画でも解説しました

動画【PowerApps】バーコードリーダーコントロール②活用例とQRコード作成方法

活用例

こちらがHOME画面
image.png
こんな感じで備品管理アプリなんてどうでしょう?
大抵の商品は購入するとバーコードが貼られているので、そのままスキャンして登録できたら便利ではないでしょうか?

↑のぎゃらりーnQRコードボタンの上の英数字がバーコードの文字列になります。
データソース上ではuser_idにしています。

HOME画面の右上の+ボタンのOnSelectプロパティに以下

+ボタンのOnSelectプロパティ
Navigate(ScreenForm);//フォーム画面に移動
NewForm(EditForm)//フォームを新規登録モードに変更

アイテムの新規登録フォームを準備

画面の追加で、フォーム画面を追加してScreenFormに名前を変更
HOME画面のギャラリーと同じデータソースに接続します。
image.png
フィールドの編集で必要な項目に絞ります。
ここではアイテム名のuser_nameとバーコードの文字列であるuser_id
アイテムの写真であるuser_imageを残しました。

user_idにバーコードの文字列を入れるため、左メニューの+アイコン➤メディア➤バーコードリーダーコントロールを追加します。

画像のように、バーコードリーダーコントロールは透明にして、カメラアイコンを背面に配置するのがおすすめです。

画面ScreenFormのOnVisibleプロパティに以下

バーコードリーダーコントロールのOnScanプロパティ
//バーコードリーダーのデータ形式に合わせてコレクションを作成
ClearCollect(col_code2,{Type:"",Value:""});

//コレクションをクリア
Clear(col_code2);

▲バーコードをスキャンした際に作成するデータ形式に合わせてコレクションを準備します。
編集する際にエラーが出るので、入れておくと安心です。

バーコードリーダーコントロールの設定

バーコードリーダーコントロールのOnScanプロパティに以下

バーコードリーダーコントロールのOnScanプロパティ
ClearCollect(col_code2,Self.Barcodes)

複数スキャンする必要がないので、バーコードリーダーコントロールのスキャンモードは、Automatically scanSelect to scanにします。

image.png
▲こちらのDataCardValueにバーコードの文字列を入れたいのでDefaultプロパティに以下

DataCardValueのDefaultプロパティ
//バーコードをスキャンしていないときは、Parent.Default
//スキャンした時はコレクションの最後のレコードのValueを取得
If(
    IsBlank(col_code2),
    Parent.Default,
    Last(col_code2).Value
)

モバイルアプリを起動して、バーコードをスキャンしてみます。
image.png

image.png
きちんとバーコードのデータが反映されました。

APIを利用してQRコードを作成

既存のバーコードを利用しない場合は、QRコードを作成してアイテムに貼るのがおすすめです。
任意のIDをQRコードにするために、APIを利用してみます。

image.png
QRコードボタンの上のテキストラベルの文字列をQRコードにしてみます。

QR cod APIについてはこちら↓
https://goqr.me/api/doc/create-qr-code/

リンク先の赤線の部分のサンプルURLを利用します。
image.png

QRコードボタンのOnSelectプロパティに以下

QRコードボタンのOnSelectプロパティ
Launch("http://api.qrserver.com/v1/create-qr-code/?size=300x300&data=" & "ここにQRコードにしたい文字列")

"ここにQRコードにしたい文字列"の部分を変更して使用してください。

これで任意の文字列をQRコードにしてブラウザに表示出来ます。

試しにうさぎ工房のyoutubeチャンネルをQRコード化
image.png

アプリ上で表示したいなら画像のimageプロパティに変数を設定し

Set(変数名,"http://api.qrserver.com/v1/create-qr-code/?size=300x300&data=" & "ここにQRコードにしたい文字列")

とすることで画像コントロールにQRコードを表示することができます。

QR cod APIについてはこちら↓
https://goqr.me/api/doc/create-qr-code/

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?