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PowerApps ドロップダウンとコンボボックスの違い

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PowerAppsで名前や日付などを指定する際に便利なドロップダウンとコンボボックス
コンボボックスがたまに忘れるので使い方をメモ

ドロップダウン

ドロップダウンは、Itemsプロパティに選択肢を指定して使用
選択できるアイテムは1つだけ
ドロップダウンで選択したアイテムを取り出すには

DropDown1.Selected.Value

もしくは

DropDown1.SelectedText.Value

で取り出せる。

試しにItemsプロパティの値を

[1,"2","あいう"]

にしてみると、文字の2は問題ないけど、文字列がエラーに
image.png

もちろん["あ","い","う"]などの文字列のみであれば問題ないので、数値と文字列の混在が出来ない模様。数値を入れたいなら["1","2","すべて"]などと、文字列で入れると良さそう。

AllowEmptySelectionプロパティをtrueにすることで、値を空にすることができる。
ただ、空にするには選択している値と同じ値を選ぶと空になる。という分かりにくい仕様。
IsBlank関数を使用するとtrueになるので、空白ではなく空ですね。

コンボボックス

ドロップダウンの機能拡張版的なものと捉えていますが似て非なるもの
SelectMultipleプロパティをtrueで複数選択が可能
IsSearchableプロパティをtrueで値の検索が可能(人名の検索などに便利)

Defaultプロパティはあるけど使用せず、DefaultSelectedItemsに既定の値を入れる。
規定値の設定は["1"]などと書く必要があり、"1"だとエラーになる。
規定値は["1","2"]など複数入れることができる。
ドロップダウンと同じく数値と文字列を混在すると、文字列がエラーになる。

値を取り出す際は、ドロップダウンと数式が異なるので注意。

"あ" "い" "う" が選択されていたとして

↓1つ目の値"あ"を取り出すなら

First(ComboBox1.SelectedItems).Value

↓2つ目の値”い”を取り出すなら ※ただこのやり方だと1つしか選択してないときは2つ目以降が"あ"になる。

Last(FirstN(ComboBox1.SelectedItems,2)).Value

↓Concat関数で結合して"あ,い,う"で取り出すなら

Concat(ComboBox1.SelectedItems,Value,",")

↓コレクションとして取り出すなら、OnChangedプロパティに

ClearCollect(col_select,ComboBox1.SelectedItems)

とすれば、このようにテーブル形式で取得できる。
image.png

↑で作成したコレクションの値をテキストラベルなどで確認する際も、Concat関数で下のように書くことで取得した値を確認できる。

Concat(col_select,Value,",")

image.png

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