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DF.INIでのコマンド登録

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DF.INIでのコマンド登録

CUIのファイラDF.exeをずっと愛用しています.
MS-DOS時代はFD.exeの愛用者だったので.
ちなみにLinuxではfd-cloneが手放せません.

DFはコマンド登録やディレクトリ登録ができて,ジャンプしたり選択ファイルに対して特定のコマンドを実行したりできます.

それにはDF.INIファイルの中にコマンドやディレクトリを登録します.

DF.INIでコマンド実行させるのは,こんな感じ.

[CMD]
ペイント="C:\PROGRA~1\ACCES~1\PAINT.EXE $C$R"
IE="C:\Program Files\Internet Explorer\IEXPLORE.EXE  $P$R"
DF設定="C:\WINDOWS\NOTEPAD.EXE" "C:\Program Files\DF\DF.INI $R"

** ※ちょっとコツ:** コマンド選択時,登録コマンド名の頭文字のキーを押すとそのコマンドを探せます.
上のメニューだと,"i"を押すとIEの行にジャンプします.
ですので,コマンド名は半角で始めましょう.全角で始めてしまうとジャンプが機能しません.たとえば上の「ペイント」だと,「p.ペイント」とかしておくと,"p"で飛びます.

マクロ

設定値には以下の各種マクロが使用できます。上の例で"$C$R""$P$R"などです.

  • 小文字を使うと8.3形式の短いファイル名になります。
  • $Tを付けると反対側のウィンドウのパスやファイル名を使います。
###通常ウィンドウ

$C	カーソル位置のファイル名になります。
$c	カーソル位置のDOSの8.3形式のファイル名になります。
$F	カーソル位置のファイル名をフルパスで表現したものになります。
$f	カーソル位置のファイル名をDOSの8.3形式でフルパス表現したものになります。
$P	ディレクトリ名になります。最後の\はつきません。ルートディレクトリの場合、「C:」のようになるので注意が必要です。
$p	DOSの8.3形式のディレクトリ名になります。最後の\はつきません。ルートディレクトリの場合、「C:」のようになります。
$X	カーソル位置のファイル名になります。ただし、拡張子がつきません。
$x	カーソル位置のDOSファイル名になります。ただし、拡張子がつきません。

###反対側ウィンドウ

$Tから始めると反対側ウィンドウのファイル名を展開します。$TFは反対側のウィンドウの$Fと同じ意味になります。
$Tは$TPの省略形として使えます。

$T	反対側のウィンドウのディレクトリになります。最後の\はつきません。シングルウィンドウモードの時には$Pと同じです。
$TC	反対側ウィンドウで表示しているカーソル位置のファイル名になります。
$Tc	反対側ウィンドウで表示しているカーソル位置のDOSの8.3形式のファイル名になります。
$TF	反対側ウィンドウで表示しているカーソル位置のファイル名をフルパスで表現したものになります。
$Tf	反対側ウィンドウで表示しているカーソル位置のファイル名をDOSの8.3形式でフルパス表現したものになります。
$TP	反対側ウィンドウで表示しているディレクトリ名になります。最後の\はつきません。ルートディレクトリの場合、「C:」のようになるので注意が必要です。
$Tp	反対側ウィンドウで表示しているDOSの8.3形式のディレクトリ名になります。最後の\はつきません。ルートディレクトリの場合、「C:」のようになります。

選択ファイル

$Mは選択したファイルに展開されます。

$MC	選択したファイル名を展開します。それぞれのファイル名はダブルクォーテーションでくくられます。
$Mc	選択したファイル名をDOSの8.3形式で展開します。ダブルクォーテーションはつけません。
$MF	選択したファイルのフルパスを展開します。それぞれのファイル名はダブルクォーテーションでくくられます。
$Mf	選択したファイルのフルパスをDOSの8.3形式で展開します。ダブルクォーテーションはつけません。

その他

$R	ダイアログにてコマンドを選択した後、即座に実行します。これがなければ選択後コマンドラインが表示されます。
$$	$になります。
$D	DFの存在するドライブに展開されます。X:\APPS\DF\DF.EXEを実行している場合にはX:に展開されます。

DFのヘルプファイルについて

DFのヘルプファイルは旧世代のものなので,Winhelp32を自分で入れないと読めません.

ここら↓を参考に.
Windows10用WinHlp32.exeインストールバッチファイル - DoldoWorkz

hlpファイルの関連付けなどをバッチファイルでやってくれるって寸法です.

• これが更新プログラム↓
Download Windows 8.1 for x64-Based Systems 用更新プログラム (KB917607) from Official Microsoft Download Center

• これが上のサイトで配布するバッチファイル
Windows10用WinHlp32.exeインストールバッチファイル - DoldoWorkz

• 同じフォルダにファィルとバッチファイルを置き,「管理者権限で実行」すればインストールしてくれます.

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