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オルトプラスSRE主導の社内勉強会始めました!!!

Last updated at Posted at 2023-12-23

本記事は オルトプラス Advent Calendar 2023 の12/24の記事です。

はじめに

アドベントカレンダーも残り2日!!
楽しいイベントはあっという間に終わってしまいますねー
(そして・・・今年も終わってしまうーー)
どうも!!オルトプラスの浦谷(urachooooooo)です

所属は技術部SREでテックスペシャリストとして横断的にデータベースを見ています!!
肩書きはエンジニアマネージャーですが生粋のDBAです!!

本記事では社内勉強会について記載していきますーー

それでは24日目のアドベントカレンダー開始しますー!!

概要

アジェンダとしては社内勉強会についてになリます。

まずはじめに、勉強会を開催する理由、そして、勉強会でどのようなことを始めたのか?最後に勉強会に立ちはだかるハードルについて記載していきます!!

もしかしたら自分の勉強会についての考え方の方が大きいかもしれないですが💦

詳細

何故勉強会を開く必要があるのか?

下記は勉強会における「登壇者」と「聴講者」の関係を示したイメージです。
このイメージについて少し深掘りすることで「何故勉強会を開く必要があるのか?」を考えていこうと思います。

[登壇者と聴講者の知識共有とコミュニーケーション]
登壇者と聴講者の知識共有とコミュニーケーション.png

深掘りする内容

「時間」・「知識」・「コミュニケーション」がキーワードになりそうです。

時間について

  • 登壇者
    • 資料を作成する時間を確保する必要がある
    • 説明するためには正しい知識を付ける必要があるため調べる時間が必要
  • 聴講者
    • 参加するための時間を確保する必要がある
    • 時間内での共有になるため学習するための時間としては短縮する

知識について

  • 登壇者
    • 調べることでより深掘りするため理解を深めることができる
    • 曖昧な知識をより確実な知識に変えることができる
  • 聴講者
    • 興味のある内容や欲しい情報を知識として手にいれることができる

コミュニケーションについて

  • 登壇者
    • 説明する能力が上がる
    • 聴講者の質問により気付きが生まれることもある
    • アウトプットの質を上げるためのきっかけになる
  • 聴講者
    • 聴講するためには集中する必要があるため集中力が上がる
    • メモを取る能力が上がる
    • わからない箇所を
      • 登壇者に説明する必要があるため説明する能力が上がる
      • 登壇者に質問することでより理解が深まる

「深掘りする内容」に対するメリットとデメリット

「深掘りする内容」を踏まえてメリットとデメリットをまとめると・・・

  • メリット
    • 登壇者は
      • 説明する能力が向上する
    • 登壇者と聴講者共に
      • 発表内容に対する理解を深めることができる
    • 聴講者は
      • 学習時間の短縮化を図ることができる
      • メモを取る能力や集中力が向上する
  • デメリット
    • 登壇者と聴講者共に時間の確保が必要

勉強会は「登壇者」と「聴講者」双方にデメリット以上の大きなメリットがあり、勉強会で得た知識やノウハウは将来的に業務効率化も含めて効果を発揮する要因にもなるので極めて重要であると考えています。

例えば、知らなかったことを知ることは「成長」に繋がり、知ることで業務効率化の「ヒント」になる可能性があるからです。

何はともあれ始めてみる

まだ今年の10月から始めたばかりの社内勉強会なので話せる内容は少ないですが、どの様なことを始めたのか?を少し紹介します。

まずは自己紹介LT

勉強会といっても何を発表すればよいのやら・・・

SREの皆んなで考えました。

「自己紹介LT」なんてどうでしょう?

いいアイデアだと思いました!!!

勉強会は「登壇者が発表する資料」を作成しないと始まらないのですが、それが技術的なノウハウである必要がないとも考えていましたので、まずは「始めてみることが重要」です!!

自己紹介LTのメリット

LTのルール:「1人の持ち時間は3分」・「スライド最低2枚」

  • 資料作成のハードルが低くなる
    • スライド作成のボリュームが小さく作成時間にもあまり影響しない
    • 資料作成のコストが低いため勉強会開催の入り口に相応しい
  • 発表のハードルが低くなる
    • 自己紹介は自分の好きなことや趣味など自由に話すことできるため気軽に発表できる
    • 1人の持ち時間が3分と少ないため発表しやすい

自己紹介LTはまだSRE組織内でしか行っていないため、将来的には全社的なイベントとして「自己紹介LT大会」が開催出来ればと思っています。
これも楽しそう!!

プロジェクトの問題を解決した時のノウハウ共有

このテーマになると勉強会も本格的になってくるのですが、「アウトプット」をするためには「インプット」が必要です。

ここでのインプットは技術的なノウハウだけでなく「解決するための作業内容やエビデンス」が必要になってくるかと思います。

この時に行ったスライド作成の方法についても少しお話しします。

面倒でもドキュメントに残す

15日目の記事「業務でよく使用するツール3選」を連携した使い方でも記載したのですが、オルトプラスでは「Notion」を使用してノウハウの蓄積やナレッジデータベースとして使用しています。

プロジェクトの問題を解決している最中はスライド作成をしている時間を確保できないため、忙しく面倒でも「やった事や考えたこと」をとにかくNotion等のドキュメントに残すことをしていきます。

作業内容やエビデンスをドキュメントに残すことが重要です!!

この癖を付けることで社内でのノウハウを蓄積し且つ、勉強会の資料を作成することができるようになります。

ドキュメントの内容を元にスライドを作成する

落ち着いたり隙間時間を利用して勉強会の資料を作成するのですが、Notion(場合によってはSlack)を見て思い出しながら勉強会の資料作成していきます。

これらの情報を元にストーリーを考えて説明しやすいようにプレゼン資料に落としていきます。

その過程を経ることで1つの作品(プレゼン資料)ができあがります!!

SRE主導の勉強会の軸

SRE主導の勉強会の軸.png
SRE主導の社内勉強会なので、まずはSREのメンバーを中心に登壇者が月に1回発表する形式で運用していくことを計画しています。

SREはプロジェクトを横断的にサポートしていく立場上、多岐に渡ってノウハウが蓄積されていきます。

そのノウハウを勉強会のネタとして発表していく訳ですが・・・
SREのメンバーだけではなく、やはり技術部全体で社内勉強会を盛り上げていきたい!!
アウトプットの幅も広がりますし。

しかしながら、勉強会を活性化させるためにはいくつか乗り越えなければならないハードルがありそうです。。。

勉強会開催に立ちはだかる3つのハードル

[全体像]
勉強会開催に立ちはだかる3つのハードル(全体像).png
勉強会を開催するためには3つのハードルをクリアしなければなりません。

まずは「何故勉強会を開く必要があるのか?」でも問題になった「時間がない」、それから「ネタがない」、「登壇者がいない」等があるかと思います

これら「3大ない」についても分析していきます。

「時間がない」について

勉強会開催に立ちはだかる3つのハードル(時間がない問題).png
プロジェクトにアサインされているメンバーはユーザーを楽しませるための施策や改善等で忙しくて時間がありません!!

これは「当たり前でしょー!!」って言われるかもしれませんが、この「時間がない」については本当に何とかしなければならない問題です。

プロジェクトのメンバーを楽させるためにもSREが改善しなければならない課題になっています。

「ネタがない」について

勉強会開催に立ちはだかる3つのハードル(ネタがない問題).png
実際にはネタがない訳ではなく、「ネタはあるがプレゼン資料を作成している時間がない」なので完全に「時間がない」の影響を受けてしまっています。

勿論、時間がないためドキュメントに落とすプライオリティーは下がってしまうかもしれないが、プロジェクトからのアウトプットはあるため、「将来的な勉強会のネタ」として使うことが出来そうです!!

「登壇者がいない」について

勉強会開催に立ちはだかる3つのハードル(登壇者がいない問題).png
こちらも同様、登壇者がいないのではなく、「時間がない」→「プレゼン資料が作成出来ない」→「登壇できない」状況なので、完全に「時間がない」の影響を受けてしまっています。

勉強会を活性化させるためにも、「時間がない」を解決するしかないです。

勿論、人前での説明やお話をするのが苦手な方も中にはいますので強制するものではないと考えています。
もし他のメンバーが話している姿を見て刺激を受け「自分もやってみようかな」とチャレンジすることが出来れば成長に繋がるので環境が人を変える一つの例になれば。

SREが時間がない問題を解決する

勉強会開催に立ちはだかる3つのハードル(SREが時間を作る).png
「日々の業務に追われている」とか「時間がない」を連呼し過ぎると

「えっ?!オルトプラスってそんなに忙しいの!?」

と誤解されてしまいそうなので補足すると、月に1回の勉強会を行うための資料作成と登壇するための時間の捻出です!!

オルトプラスのプロジェクトは比較的安定していますが、技術部のメンバーで勉強会をローテーションさせるまでには至っていないため、技術部全体で勉強会を作り上げるためにはプレゼン資料の作成や勉強会への参加するためのゆとりの時間が必要です。

そのためにはSREが更なる業務改善の効率化を行いプロジェクトをサポートしていく必要があるということです。

理想的な勉強会開催を目指して

勉強会開催に立ちはだかる3つのハードル(問題を解決した理想).png
「時間がある」、「ネタがある」、「登壇者がいる」このイメージが自分の理想です!!

SREは新技術のキャッチアップを行い、今よりも良い環境を構築してプロジェクトに貢献してユーザーを楽しませる。
その結果をアウトプットして勉強会のネタとする!!
更に業務改善を行う必要があればスポットで入り解決してアウトプットする。

自分であればTiDB導入のために力を入れていきたいです!!
そうすればアウトプットも増えますし、外部への発表も出来るようになりますので。

SREでの改善サイクルを確立してプロジェクトにも時間のゆとりが出来ればプロジェクトメンバーも勉強会の資料を作成することが出来てアウトプットも増える!!
そして、勉強会に参加する余裕が出来て人数も増えて勉強会がもっと盛り上がる!!!

この様な理想的な勉強会を目指して頑張っていきますー!!!

まとめ

社内勉強会について書きました。
最後の方は自分の理想で溢れかえってしまいましたが💦

まずは勉強会の入り口として自己紹介LTは本当におすすめですので、「これから勉強会を開催してみようかな?」と考えているのであれば是非是非やってみてください!!

オルトプラスでは月に1回勉強会を開催して習慣化させてアウトプットの数を増やし、社内で共有、そして将来的には外部への発信を増やす事で恩返しが出来ればと考えています!!

アウトプットするためにはインプットも必要なので、外部の勉強会へ積極的に参加して刺激を受ける機会を増やせたらと考えています!!

勉強会は「成長」・「チャレンジ」そして「将来への投資」になると考えているため、これから継続出来る様に頑張っていきます!!

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