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【M1Mac】仮想化ソフトUTMにGNS3-VMをインストールする方法

Last updated at Posted at 2024-06-18
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1.はじめに

GNS3でDockerやQemu建てたサーバ(Linux等)をトポロジに配置し、シスコIOSとのネットワークテストをやりたいと思いましたが、それらはGNS3-VMが必要とのことなので、ローカルサーバとは別にリモートサーバを仮想化ホストUTMで建てました。VMwareFusionでの構築はたくさん記事がありますが、UTMの記事はあまり見ないので今回書こうと決心しました!

2.M1Macのスペック及び仮想マシンの内容

◯スペック
OS:sonoma14.5
メモリ:16G
ストレージ:512GB
◯仮想マシン
OS:ubuntu18.04.6 LTS
メモリ(仮想):8G
ストレージ(仮想):30GB
→初期の20GBだとのちのちGNS3のproject数が増えるとストレージがすぐ圧迫するので!

3.GNS3-VMの構築のポイントその1

UTMでの仮想マシン作成は基本下記の通りに行えば問題ないです。

今回のポイントとしては、M1Mac(ARM)アーキテクチャ上でx86アーキテクチャをエミュレートする点です。x86ベースにすることで、アーキテクチャに起因するDcokerコンテナ起動、Qemu起動時のエラーが解消できます!!!(ARMに対応していないものが多い!!!)

上記の画像通りに「Emulate」を選択してください。

4.GNS3-VMの構築のポイントその2

上記の3項の通り仮想マシンをx86ベースで作成できればいよいよGNS3-VMのインストールです。
インストールについては、下記の動画通りにやってもらえればOKです!!!

この動画では、シェルスクリップとで最新?のVMをインストールしてくれます。
無事にインストールが完了すればあとはGNS3上でリモートサーバ設定をするだけ。

リモート先を先程作成した仮想マシンのIPアドレスを指定すればOK!
(IPアドレスについては、UTMで仮想マシンを作成するときにNetoworkの項目をBridgeにしているので、自動的に自宅WiFiルータからのIPアドレスが払い出されるようにしています。)

接続はうまくいっていれば、ServerSummaryのランプが緑になります!

ちなみに、私のMainserverはVMWareの仮想マシンにインストールしてGNS3-VM(ARMアーキテクチャ)しています。
GNS3のアプライアンスによっては、ARM未対応のものもあるので色々試せるようにVM2本建てにしています。
下図のように色々と試せそうなのでワクワクしますよね!!!

5.さいごに

個人的にGNS3には大きな可能性を感じています。これからも開発が進んでGNS3上で色々なことが試せるようになることを期待しています。また、PCのスペックを積んでさらにたくさんのノードを配置したテスト等ができたらいいなと思っています。(M2Macmminiのメモリ24GBがほしいすぎる。。。)

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