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初めてCPLDを触った話

Last updated at Posted at 2023-12-21

思い出話なのでさらっと
…とおもったらよく考えたらあのころから人生の半分ぐらいたってたんだなぁ

開幕

とあるFラン大学にて情報系の学科を進み底辺派遣まっしぐらの男ありけり
なぜならブラック企業はまだそれほど問題になってないなり

2005年のある日

3年の講義にあるグループ課題系
そこではAIBOをプログラムしたり
Javaでサッカーしたり
データベースを使ったウェブアプリケーションを適当に作ったり
などなど

え、めっちゃ遊びやん。やばぴょん。

そんな一つの課題に、CPLDの演習があった。

CPLDってなんぞや

しょぼいFPGAです。略称なんてもう忘れていいです。

演習

(なれそめを長々と書いたけど省略)
昔はHDL言語というのを覚えるところから始めるととても4講義で終わらないので
スケマティックだけを触らせ、何となくすでに出来上がってるデジタル回路を
ちょちょいと修正させて完成、的な演習でした
加算器をLEDで光らせる的なやつです。

そしてグループ課題は、何かしらの回路を組むこと

既にある野球ゲームをちょちょいと変えてそれで講義終了的な奴ですが
もちろんオリジナルもオーケー
CPLDの実験ボード上にビープがあるので
とりあえずドレミを作ったりなんだり、で終わる予定でした。

追加課題

まあ音が鳴るなんてはっきり言って目立つもので
のちの研究室に入る予定の助教授(でもなく本当は講師だった)の人から
「あ、いいねー、ジングルベル聞きたーい」
あと1講義しか時間ないんですけど?
とはいえ、なぜかこの講義、ちょうど3,4限にあり、基本的な講義があったらあとは自由解散
自由解散なので帰ってもいいし、帰らなくてもいい
なので帰らずにCPLDを触り続ける

結末

途中、LUTを使い切ったり(当時は知る由もない)して回路を簡略化。何とか作る。
ただ、ジングルベルはサビの後半を半分鳴らして終わり
でもマジでぎりぎりでした。
同じ音を連続で鳴らすと「ピーーーーーーーー」ってなるので、途中わざわざ止めたりする方法がわからなかったので
メトロノームのような音でごまかす始末
まあ評価はよかったっす

自由解散とは

結局、AIBOの演習もデータベースを使ったウェブアプリケーションも
余裕で日が暮れるまで作業に当たり続けていたので
出来上がり品は(周りと比べれば)よくできているという評価は頂きまして
グループ課題はレポート書く人がほかにいるから楽よね&レポートじゃなくてプレゼンだったから楽よね
4年の時はもう、研究室に泊まっていいとかなんなんこれ

Verilogとの出会い

Verilogをある程度習得し、懐かしのオルゴール回路を再現させると
LUTも使い切らず
ブロックも綺麗に分けられ
ほぼほぼ1日で完成させ
別にメトロノームのごまかしもいらない。

まじでVerilog神

あがめよVerilog

たたえよVerilog

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