LoginSignup
4
1

More than 5 years have passed since last update.

Oracle Cloud Infrastructure(OCI) Database System のバックアップ

Last updated at Posted at 2019-01-29

Oracle Cloud Infrastructure(OCI) Database System のバックアップ注意点

Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のDatabase Systemのバックアップについてわかったことがあるのでまとめました。

参考マニュアル

バックアップ対象

まずは、バックアップ対象について。

通常、バックアップ対象として考えられるのはいくつかありますが、Database SystemはPaaSということもありバックアップ可能なものが限られています。

項番 バックアップ対象 オンプレミスの場合 Database Systemの場合 →代替案
1 システムバックアップ 取得を検討 取得不可能 変更内容を把握しておく(Ansibleとかも有)
2 製品領域 取得を検討 取得不可能 変更内容を把握しておく、同じバージョンが使用可能な必要有
3 DBのデータやアーカイブ、制御ファイル、spfile等 取得を検討 Cloud機能(RMAN)による自動取得

上記、1と2に関しては要検討だがCloudの機能を使用して意識せずに取得可能な3について詳細な説明をしたいと思います。

バックアップの機能概要

下記の内容をまとめています。

バックアップ参考マニュアル

※自身で取得する場合は、色々と変更可能だが今回は自動バックアップ機能だけが対象。

項目 内容 変更可否
バックアップコマンド RMAN 不可能
バックアップ場所 Object Storage 不可能
バックアップ方式 Incremental、毎週末にレベル0/毎日レベル1、30日前までの保持(RMANの設定のWINDOW OF 30 DAYS) 不可能
バックアップ時間 0~6時の間(そのRegionのTimezone) 可能!→★SRで依頼

その他注意点

  • アーカイブログモードであること(デフォルトからそうなので変えることはないと思うが)
  • /u01ディレクトリの容量に空きがあること
  • .bash_profileにinteractiveなコマンドを入れない
  • WALLET_LOCATIONは変更しない
  • RMANのconfigに関して設定変更しない

バックアップ時間の変更方法

上記の★にも記載の通り、SRでバックアップ変更方法が可能だ。
マニュアルには記載がないが、以下の項目をSRでは答える必要がある。

  • バックアップ開始時間
  • Region
  • TenancyのOCID
  • DBが所属するCompartmentのOCID
  • DBが所属するAD名
  • Database SystemのOCID
  • DatabaseのOCID

最初からこの情報を追記しておくことで、結構早く対応をしてくれる。
また、JSTの〇時でという依頼でも対応してくれる。

4
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
1