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Oracle Cloud Infrastructure(OCI) Database System のバックアップ

Last updated at Posted at 2019-01-29

Oracle Cloud Infrastructure(OCI) Database System のバックアップ注意点

Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のDatabase Systemのバックアップについてわかったことがあるのでまとめました。
参考マニュアル

バックアップ対象

まずは、バックアップ対象について。
通常、バックアップ対象として考えられるのはいくつかありますが、Database SystemはPaaSということもありバックアップ可能なものが限られています。

項番 バックアップ対象 オンプレミスの場合 Database Systemの場合 →代替案
1 システムバックアップ 取得を検討 取得不可能 変更内容を把握しておく(Ansibleとかも有)
2 製品領域 取得を検討 取得不可能 変更内容を把握しておく、同じバージョンが使用可能な必要有
3 DBのデータやアーカイブ、制御ファイル、spfile等 取得を検討 Cloud機能(RMAN)による自動取得

上記、1と2に関しては要検討だがCloudの機能を使用して意識せずに取得可能な3について詳細な説明をしたいと思います。

バックアップの機能概要

下記の内容をまとめています。
バックアップ参考マニュアル
※自身で取得する場合は、色々と変更可能だが今回は自動バックアップ機能だけが対象。

項目 内容 変更可否
バックアップコマンド RMAN 不可能
バックアップ場所 Object Storage 不可能
バックアップ方式 Incremental、毎週末にレベル0/毎日レベル1、30日前までの保持(RMANの設定のWINDOW OF 30 DAYS) 不可能
バックアップ時間 0~6時の間(そのRegionのTimezone) 可能!→★SRで依頼

その他注意点

  • アーカイブログモードであること(デフォルトからそうなので変えることはないと思うが)
  • /u01ディレクトリの容量に空きがあること
  • .bash_profileにinteractiveなコマンドを入れない
  • WALLET_LOCATIONは変更しない
  • RMANのconfigに関して設定変更しない

バックアップ時間の変更方法

上記の★にも記載の通り、SRでバックアップ変更方法が可能だ。
マニュアルには記載がないが、以下の項目をSRでは答える必要がある。

  • バックアップ開始時間
  • Region
  • TenancyのOCID
  • DBが所属するCompartmentのOCID
  • DBが所属するAD名
  • Database SystemのOCID
  • DatabaseのOCID

最初からこの情報を追記しておくことで、結構早く対応をしてくれる。
また、JSTの〇時でという依頼でも対応してくれる。

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