#概要
稼働中のEC2インスタンスを停止させず&影響を与えずに別アカウントに引っ越したい時、あると思います。
そんな時のために手順をまとめました。
#移植先(DestinationSide)
1.コンソールにログインする
2.ダッシュボード右上の[アカウント]を選択する
3.[アカウント設定]のアカウントIDを控える
#移植元(SourceSide)
4.コンソールにログインする
5.引っ越したいEC2のAMIを作成する
※「再起動しない」を忘れないように
6.イメージパーミッションの変更を選択する
7.アクセス許可の追加に(3)で控えた移植先のIDを記入する
#移植先(DestinationSide)
8.事前にアウトバウンドを制限したセキュリティーグループを作成しておく
9.[EC2インスタンスの作成]を選択する
10.マイAMIから引っ越したいAMIを指定する
11.EC2インスタンスを作成する
(余談)AWSアカウントが作成されてから間もない or 利用実績が乏しい
などの条件に引っかかると、EC2インスタンス作成時に「AWS側での認証作業」が必要になる可能性があります。
だいたい1時間くらいで終わるので、気長に待ちましょう。
12.EC2インスタンスを起動する
13.自動処理の停止を行う
cron
crontab -e
で停止したい処理のコメントアウトを行うか、
cd /var/spool/cron/
mv root root_bk
でcron自体をリネームし、実行されないようにする
phpなど
ps aux | grep php
で検索し、実行中のphpがいたらPKILLする
mount
cat /etc/mtab
mount -v
でmountされているディレクトリがあれば、unmountする
rc.local
mountしていたりshellを実行していたら、適宜対処する
14.事後処理
- 移植先(DestinationSide)でEC2を作成し終わったので移植元(SourceSide)のAMI共有を解除しましょう
- 自動処理の停止を行ったので、セキュリティーグループを適宜緩和しましょう
- コメントアウトやリネームした自動処理関連を適宜元に戻しましょう
15.引っ越し完了
お疲れ様でした!