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[体感の]クリエイターとクリエイターに依頼する人のための生成AI倫理

Last updated at Posted at 2024-02-19

きっかけ

AIを活用してゲームを作ったり、動画投稿したりなどする場合、AIを使うことが選択肢に浮かぶことがあるかと思います。

私は、AI音声を乗せたゲーム実況動画を投稿してみました。ですが、何か気にかかるところがあり、2, 3再生されたところで動画を削除してしまいました。

ある程度気の整理がついたので、まとめてみようと思いました。

一応、記事ではAIに対して否定的に聞こえるかもしれませんが、体感の倫理を述べるだけであって、私はAIに対して肯定的です。ただし、強力すぎて自他に害を与える可能性があるなと改めて思いました。

内容(要約)

1. クリエイターの立場を尊重する

2. AIで既存のコミュニティを損なう可能性がある

3. AI使用は明示する必要がある。

1. クリエイターの立場を尊重する

現状はAIに否定的なSNSのネットワークもあります。
複合的なコンテンツで、AIでその一部のコンテンツを作る場合、他の一部にクリエイターが作るものがあると、クリエイターをAIに近づけてしまうため、素材を提供して頂けるクリエイターと将来的に関係が得られなくなる可能性があると予測します。

それでも人とAIの素材を混ぜる場合には、その素材を同列に扱うことは避けたほうが良く、人の作ったものが上、AIの作ったものは下、あるいは人の素材を引き立たせるものであるべきでしょう。

ただし、ほぼ全てを自分で賄う場合、両方混ぜてうまく活用しているクリエイターの方もいます。

2. AIで既存のコミュニティを損なう可能性がある

AIを使用することには慎重であるべきで、一度でも使うと、既存のコミュニティに戻れなくなる可能性がある。
属しているコミュニティにもよりますが、特に絵・音楽のコミュニティでは、個人が複数他者のSNSのネットワークに乗ることができないのは致命的になるはずです。
また、3.を満たす場合、単純に既存の人的関係を損ねる可能性があります。

3. AI使用は明示する必要がある。

AIで架空を作る場合は、それは架空であることを明示する必要がある。明示しない場合、ディープフェイクにより人を騙すことに近い。
AIで見る側、聞く側にとっての嘘を作り出してはならない。

動画の音声を例にすると、ただナレーションが欲しい場合でも、いわゆる「ゆっくり解説動画」「ずんだもん動画」とは違い、「音声は文字を基にAIにより生成したものです。」と注意書きを入れるべきでした。極めるとおそらく判別がつかないので、クリーンな活動がしたいのであれば、AIによるものです。とAIを使用した場合明記すべきです。

蛇足

当たり前と思える方がいればおそらくAIを使ったことのない方か、倫理観の高い人です。
技術を盲信すると「AI凄い!」って周りに知らせたくなるはずです。
なのでdiscordコミュニティとか探して内輪でやるのがいいんだろうなと・・

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