このエントリーは unerry Advent Calendar 2024 1日目の記事です。
株式会社unerryのメンバーが各々自由に技術・非技術ネタを投稿するカレンダーとなります。
はじめに
unerry 執行役員CTO 伊藤です。
仕事内容がNDAが多くてあまり言えないので、社外活動でやったことを書いていきます。
今年は、エンタープライズ的な事例紹介の登壇はせず、エンジニアのコミュニティで開発の手を動かしたり、草の根的なアウトプット活動をしていました。
やったこと
1月
正月なので酒を飲んだ。
2月
CEOに連れてってもらい、大雪の日にベトナム起業家とミートアップ。日本のゆったり感に危機を感じる。
3月
北米へ2週間の旅出発
シアトルートロントー米国東部ーラスベガス 12泊15日
地元のスーパーで食料調達しながら渡り歩いた。
- スーパーはTarget、Koogerの治安が良くて好ましかった。
- シアトルのAmazon Fresh店内でAlexaが品物の置き場所を教えてくれた。
4月
ラスベガスのGoogle Cloud Next '24に参加
Hugging FaceのテックリードのFire Side Chatでは、人類を前に進ませる人の意識はかくも清浄でpay forwardであるかと思い知らされる。
他にも、「インフラ構築やトラブルシュートに生成AIを使って仕事を2時間早く終わらそうぜ」という、IaCやログ解析にGeminiを使う実践的な手法のプレゼンがすばらしかった。
帰国して2週間後くらいに、時差ぼけがようやく治った頃くらいに、電通デジタルさんとGoogleさんから最前線3社コラボRecap!Google Cloud Next '24から読み解く『生成AIとクラウド』 にお声がけいただき、ビジネス寄りのイベントだったので、以下の3つを中心にRecapした。
- 生成AIをメーカー向けマーケティングツールに組み込む
- 生成AIに文章で指示を出して動画を生成させる
- 車用の音声アシスタントが生成AIにより大進化
5月
protopediaのオンライン生成AIハッカソンに参加、名刺交換したけど名前を思い出せない人を特定するために生成AIとRAGを活用する「この人誰だっけ」をつくって発表。
画像をベクター化した検索の結果、自分はロバート秋山氏と似ているという判定が下される。
6月
(こちらは社外活動ではなかったのですが便乗で記載します)
unerryのビッグデータカンファレンス 2024 Spectacles にて、
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尊敬する小城久美子さんと「エンジニアからプロダクトマネージャーを目指す人へのエール」対談。
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若手エンジニアとリレー方式で「unerryCTOが語る!2024年のテック業界、10のキーワード」。
7月
日本CTO協会のイベントでデジタル庁CTO藤本さんにお会いし、持参した9年前の雑誌、WEB+DB PRESS 84号の「CTOノウハウ大公開」というコーナーにサインしていただく。この雑誌がずっと自分のバイブルです。困った時に引っ張り出しては何十回も読んできました。
Developer Summit でエンジニア組織論について話す。たぶん人前で組織論を話すのは初めて。
8月
暑い。
Line DC Generative AI Meetup #2 に登壇し、数ヶ月前に作った「この人誰だっけ」をブラッシュアップするも、ロバート秋山氏と自分が似ている判定は覆らず。
9月
ML女子部 生成AIで始めるBot開発に登壇し「私の声を学習し生成AIで様々な外国語を喋る人形(コードネーム: Medama Oyaji)」を発表。会場がGoogleさんのオフィスで緊張した。
10月
Google Cloud Professional Machine Learning Engineer に合格。これはGCPのCertificationの中で最難関だそうな。実は6月に落ちて2回目の受験だった。この歳でまだこれだけ暗記ができるとは驚きである。睡眠時間をしっかりとった事が勝因だと思う。
11月
偽情報対策ハッカソン にunerryのエンジニアと一緒に出場し、みごとCode For Japan賞を獲得。賞金10万円を3人で山分けする。ユーリ・イズムィコ先生と直接お話できて感無量。
4日後、去年途中で断念した山にリベンジ登頂成功。最後は1時間ほど両手両足を使ったロッククライミングであった。
12月
情報論的学習理論と機械学習 (IBISML) 研究会の発表を視聴予定。
今回のテーマは生成AI、機械学習一般とのことで、肌触りを知りに現地にいけるといいなぁ。
✨✨✨
以上となります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
自己紹介
株式会社unerryで執行役員 CTO 兼クラウドエンジニア。好きなコンポーネントは 1-BigQuery、2-Azure OpenAI、3-Route 53。目下の最大関心事はエンジニア組織の育成と採用。趣味はサッカー観戦とVoice User Interfaceの電子工作。