自動延長機能
ヤフオクには、スナイプを防ぎ、適正な価格で落札されるように、自動延長という機能があります。
ところが、この機能には抜け漏れがあり、うまく働かないケースがあります。
機能しているように見えてしまう
数量2で出品されていて、自動延長「あり」のケースを考えます。
1位 Aさん 1000円
2位 自分 1000円
この状況で、Bさんが入札してくるとこうなります。
1位 Bさん 1100円
2位 Aさん 1000円
3位 自分 1000円
自分は落札できなくなり、終了時間は5分延長されます。
この現象により、あたかも
「落札できる状態から、落札できない状態に変化したとき、自動延長される」？
と勘違いしてしまいます。
自動延長の本当の仕様はこう
数量2で出品されていて、自動延長「あり」の同様のケースです。
1位 Aさん 1100円
2位 自分 1000円
この状況で、Bさんが入札してくるとこうなります。
1位 Aさん 1100円
2位 Bさん 1100円
3位 自分 1000円
この場合、なぜか終了時間は自動延長されないのです。
どういうことかというと、1位が変化していないからです。
つまり、2位に対しては終了5秒前にスナイプすることが可能です。
まとめると
・自動延長による再入札のチャンスが与えられるのは1位のみです。
・2位以下の入札者は、落札できない状態になっても自動延長されません。
数量1の場合は、こんなことを考える必要はないのですが、
数量2以上のときは、このようにトラップに嵌められる可能性があるので注意です。