始めに
NeRFすごいですね〜
フォトグラメトリの3D再構成結果と比べると格段に品質が良く、革新的な技術に思えます。
Google Colabで試してみようとして、少しトラブったのでその手順をシェアします。
(最近Google Colabではtensorflow 1.xが非サポートとなったようなので少し修正が必要)
環境構築
最初にgoogleアカウントを用意します。持っていない人は下記のページで作成してください。
次に下記のリンクから「Google Colaboratory」を開き、ノートブックを新規作成します。
下記サイトを参考に、Google Colaboratoryにてgoogleドライブをマウントします。
フォルダを移動します。
Google Colabの入力ボックスに下記のコマンドを入力後、左側の再生ボタンを押します
(これ以降の部分も同様の手順でコマンドを実行していきます)。
cd drive/MyDrive/
公式GitHubからcloneします。
!git clone https://github.com/bmild/nerf.git --recursive
Colab「ファイル」のファイルメニューから「ドライブで探す」を実行
nerfフォルダの中にGitHubからダウンロードしたtiny_nerf.ipynbがあるので、ダブルクリックして開く。
【重要】先頭のセルを次のように書き換える。
修正前
try:
import google.colab
IN_COLAB = True
except:
IN_COLAB = False
if IN_COLAB:
%tensorflow_version 1.x
import os, sys
import tensorflow as tf
tf.compat.v1.enable_eager_execution()
from tqdm import tqdm_notebook as tqdm
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
修正後
!pip install tensorflow-gpu==1.15
!pip install numpy==1.19.5
try:
import google.colab
IN_COLAB = True
except:
IN_COLAB = False
#if IN_COLAB:
# %tensorflow_version 1.x
import os, sys
import tensorflow as tf
#tf.compat.v1.enable_eager_execution()
from tqdm import tqdm_notebook as tqdm
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
実行
あとは順次セルを実行していくだけです。
ランライムの再起動を求められたら、適宜「ランタイム」メニューから再起動してください。
P.S.
本記事がQiita初投稿です。
何かお気づきの点がありましたらご指摘いただけると助かります。