巷でひっそりと話題になりつつある「アイトラッキング:目線の追跡」。VRのビューワーではFOVEが先駆けて搭載しています。そんなアイトラッキングをお手軽に試せるデバイス「Tobii EyeX」を手に入れたのでコツコツ記事にしていこうかと思います。
アイトラッキングで何ができるのか?
よく言われるのは、目線でUIを操作するということろでしょうか。目線の先にあるボタンを見つめ続けるとクリックしたことにするなどなど。ですが、アイトラッキングにはそれ以上に重要なことがあります。それは、ユーザーの感情をコンテンツに反映できるということです。人は嘘をつくときに微妙に目が動くといいます。そういった微妙な心の動きをコンテンツに反映することで、ユーザーの精神状況に合わせたストーリー展開が可能になってきます。人狼ゲームのようなコンテンツにはぴったりかもしれません。
アイトラッキングデバイス Tobii EyeX
アイトラッキング業界No.1と言われるTobiiが開発。本社はスウェーデンで日本にもオフィスがありグローバル展開しているとのこと。
モニターに設置してユーザーごとに目線をキャリブレーションして使います。使用時は赤いライトが点灯しているの少々気になりますが、レスポンスも早く精度も高いです。
SDKもUnityやC/C++で用意されています(今後サポート環境が増えていく??)。
値段も139ドルと悪くない値段です。
Tobii EyeXで何ができるのか?
すみません。絶賛おさわり中なので全てはまだ把握できていません!Unity用のSDKをインポートして簡単にサンプル作ったりなどは10分くらいでサクッとできちゃいます。あと、環境構築時にインストールされるアプリが常駐しているので、実際に視線でネットサーフィンもできました(サポートしているソフトのみ対応?Chromeでは動作しました)。SDKでアイトラッキングのどんなイベントが取得できるのかちょっと調べてみます。
次回は環境構築から記事を書いていこうかと思います。