(この記事は私の blog の http://umezawa.dyndns.info/wordpress/?p=7363 の転載です)
GitHub の Web UI で PR をマージした時のコミットの Author や Commit がどうなるかという話です。PR のマージ以外にも GitHub 上でコミットを生成する方法は他にもあったはずですが、おそらく同じことになると思います。
結論から言うと、
- Author の名前の部分
- Public profile の Name に指定したもの。
- Author のメールアドレスの部分
- Public profile の Public email に指定したもの…のはず。これを空にしている場合、
GitHubのID@users.noreply.github.com
になる。 - Commit の名前の部分
GitHub
- Commit のメールアドレスの部分
noreply@github.com
になります。
で、 Author の名前の部分なんですが、 Name に漢字を入れているとそのまま Author に入ってきます。結果として、例えばマージコミット https://github.com/umezawatakeshi/test/commit/a84e701930d1e4c737173bd76b7da6b80c9e38bb を見ると以下のようになってしまいます。
$ git show --pretty=fuller
commit a84e701930d1e4c737173bd76b7da6b80c9e38bb
Merge: d45a835 f62c178
Author: 梅澤威志 / UMEZAWA Takeshi <umezawatakeshi@users.noreply.github.com>
AuthorDate: Sun Oct 6 23:51:32 2019 +0900
Commit: GitHub <noreply@github.com>
CommitDate: Sun Oct 6 23:51:32 2019 +0900
Merge pull request #4 from umezawatakeshi/hoge-branch
うんたらかんたら
ここに漢字が入ってくるのはちょっとなぁ…と思ったので、 Name をアルファベット表記だけに変更しました。
なお、Git はやろうと思えば後からいくらでも履歴を修正できますが、 GitHub の PR のマージコミットを修正してしまうと GitHub 側の PR と不整合が起きてしまうため、既にリポジトリに入ってしまったマージコミットを修正するのはあきらめました。