1. 🔰 はじめに:「JSONってなに?」と聞けなくなったあなたへ
開発現場や技術記事を読んでいると、
「このAPIはJSON形式で返ってきます」
「JSONをパースして処理して…」
みたいな言葉、当たり前のように出てきますよね。
でも正直、「えっ… JSON ってなに?」と思っても、
今さら聞けない空気、ありませんか?
でも大丈夫です。
この記事では、初心者の方でも3分で「なるほど!」とわかるように、JSONの基本を超やさしく解説します。
2. 🧩 JSONとは?かんたんに言うと…
JSON(ジェイソン)=データの入れものの書き方ルール
プログラム同士が やりとりする“情報のカタチ” のようなものです。
たとえば、こんな感じで使われます👇
{
"name": "田中",
"age": 28,
"hobbies": ["音楽", "ゲーム", "旅行"]
}
- nameが「田中」
- ageが「28」
- hobbiesがリスト(配列)になっている
という、人にも読みやすい書き方がJSONの特徴です。
3. 🚛 JSONを配達に例えると?
- 箱=JSON形式のデータ
- 配達員=JSONを送るプログラム
- 受取人=JSONを受信するプログラム
4. 📱 どんなときに使われてるの?
身近な例で言うと、スマホの天気アプリが
「今日の天気は晴れ、気温は25℃」と表示するのも、
裏側ではサーバーからJSON形式で情報を受け取っています。
そのほかにも:
- Webサービスとブラウザのやりとり
- IoT機器からのデータ送信
- ゲームの状態更新
- API連携 など
あらゆる分野で「共通語」として使われているのがJSONです。
5. ✅ なぜJSONがこんなに人気なの?
理由 | 内容 |
---|---|
シンプルで読みやすい |
{ "key": "value" } の形で直感的に理解しやすい |
軽い | 通信に向いている(余計な装飾がない) |
どんな言語でも扱える | JavaScriptだけでなくPythonやC#でもOK |
書きやすく、解析しやすい | エンジニアにやさしい |
6. 🆚 JSONとXMLの違いって?
かつては「XML」という形式が主流でしたが、
今ではJSONのほうが圧倒的に主流です。
比較項目 | JSON | XML |
---|---|---|
見た目 | { "name": "田中" } |
<name>田中</name> |
軽さ | 軽い | 重い(タグが多い) |
書きやすさ | ◎ | △ |
人間の読みやすさ | ◎ | △ |
7. 🛠 プログラムで使うには?
JSONは人が読むだけでなく、プログラムでも簡単に扱えます。
たいていのプログラミング言語には、JSONを読み書きするための 専用のライブラリ(道具) が用意されています。
たとえば:
- Python:
json
モジュールでjson.loads()
などが使えます - JavaScript:
JSON.parse()
で文字列をオブジェクトに変換 - C#:
System.Text.Json
やNewtonsoft.Json
ライブラリがよく使われます
8. 🔧 自分でも使ってみたい人へ
ライブラリを使用してJSONを受信するクライアントアプリを作成して、実際にJSONを送信するサーバーとのやりとりを体験したいという方は、
以下の記事で紹介しているような 「簡易JSONサーバー」 を使えばすぐ試せます。
9. まとめ:JSONとは?
- JSONは「データのカタチ」の決まりごと
- 今ではアプリやWebの世界で標準的に使われている形式
- 初心者でも読みやすく、試しやすい
- 今さら聞いても恥ずかしくない!誰だって最初は知らないものです😊
JSONの由来
JSONとは「JavaScript Object Notation(ジャバスクリプト・オブジェクト・ノーテーション)」の略。
でも今では、JavaScriptに限らずほとんどすべての言語で使える共通フォーマットとして広まっています。
JSON公式仕様
JSONについて、もっと深く知りたい方は公式の以下のサイトをご参照ください。
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