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「Develop fun!」を体現する Works Human IntelligenceAdvent Calendar 2020

Day 10

IT初心者が入社1年目で社内システムのプロジェクトオーナーに(いつのまにか)なったときに気を付けていたこと

Last updated at Posted at 2020-12-09

今回はせっかく機会をいただいたので、新たな業界に挑戦してる人でも活躍できるためのヒントになるような仕事の上でのポイントを書けたらなと・・・
IT初心者が入社1年目で初めてプロジェクトオーナーとして社内システム作成に携わった際に気を付けた事を書いていこうと思います。

初投稿なので生暖かい目でご覧いただけますと幸いです:shamrock:

#雑な経歴紹介

  • 大学は微生物学専攻。(ずっと実験してたのでレポート書く時くらいしかPC触りませんでした)
  • よくわからないまま受けて受かってしまったIT企業である弊社に入社。(内定後に企業研究しました。ごめんなさい。)
  • 研修後よくわからないままSREに配属される。(何してるか説明されないままググってみてね!で配属されたのはいい思い出・・・)
  • ひたすら黒い画面(Tera Term)と向き合う研修を経て、インフラ運用保守・監査対応をこなしながら今に至る。

#プロジェクトで実施したこと

  • 機能構想の作成
  • 実装の進捗管理
  • テスト
  • 運用

実装はCSSいじったりとか細かいところしかやってませんでしたが、他は一通りやりました。

#私が気を付けてたこと
###①目的を明確にする
ツールを作る際に便利に作ろうとして当初の目的からずれていく可能性があるので必ずぶれないようにしておくとよいと思います。
しかも実装が進むごとに迷子になりがちです。
必ず明文化しておきましょう!
そして定期的に見返すことが重要です。
弊社ではカタログという文化がありますが本当にこれがあってよかったなと感じた瞬間ですね・・・

###②取捨選択をする
機能構想してレビューいただいたときにいろんな人からあれやこれやと、要望を必ずいただきます。
しかも、ものすごい勢いで!
そういった時に一見聞いたときにいいなと思った機能であっても、持ち帰ってしっかりと原点に返って、本当に必要な機能か?どうかはしっかりと吟味しましょう。
この本当に必要な機能か?というところは①がしっかりしていればできるはずです!
たとえ上司から言われてたとしてもNoと言える勇気と根拠を持ちましょう~

人間関係を円滑に進めるポイント!
Noというときは必ず代替手段をもっていくとGoodですよ。
既存のツールでできるのではないか?別の人がやっているプロジェクトの一部にした方が有用のではないのか?などなど・・・
必ずどこかに突破口はあるはずです。(わからなければ先輩を使え!)

###③優先順位を決める
実装する。仕事をする。どんなことでも、やるべきことはたくさんあります。
進めていく中でトラブルはつきものですし、遅延だってあり得ます。
(実際携わったプロジェクトは当初の予定より遅延しました・・・)
そんな時どれを落とすかを決めるのは難しいですよね・・・そこでプロジェクト中に私が考えていた軸を共有します。

  1. コアとなる機能(これがないとツールの意味がないレベルのもの)
  2. コア機能を効果的に使うための機能(事故防止系)
  3. 利用者にとって便利な付属機能
  4. 開発者にとって便利な付属機能

またこの優先順位は定期的に見直ししてアップデートされていく感じですね~
ただ、これはあくまですごく大きな枠組みなので柔軟な対応が求められたりします。
例えば
A.「開発者にとって便利な付属機能」が10分で開発できます!
B.「利用者にとって便利な付属機能」は5日で開発できます!
といった時に、どちらを優先する?となりますよね。
上の枠組みではBを優先したくなりますが、この場合はAを優先したほうがよさそうですね。

Aを先に開発した場合 → Aの開発に10分 + Bの開発に3日(でできるかも) = 3日10分
Bを先に開発した場合 → Bの開発に5日 + Aの開発に10分        = 5日10分

つまり・・・結果としてBを先に開発したほうが作業工数が2日も余裕ができるかもしれないのです!
ですので、開発者からこの機能追加してよいか?と聞かれた際には必ず工数も聞くようにして費用対効果きちんと測りましょう!
(あといい息抜きになるみたいなので。コミュニケーション大切)

###④定期的な進捗確認と情報のアップデート
これは①や③の中でも触れていますが、どこまで何ができているか?実装順位に変更はないか?をしっかり確認して情報をアップデートしていきましょう。
進めていく中で新しく実装したい機能が出てくるかもしれません。
そこもしっかりヒアリングしてあくまで開発者が開発しやすいように進めていくべきです。
た だ し!
コアとなる機能だけは絶対に譲ってはいけません!できるかどうかではなく、やるしかなければやるだけです!
(ここで注意なのは機能の実装__”方法にこだわりを持たず”、何が”本当の目的”__かを見失わないように・・・)
弊社ではこれができている人がすごく多くて、勉強になるとともに働きやすいなーと感じていますね:relaxed:

###⑤既存のノウハウを使い倒せ
社会人になると学ぶ機会がすごく減る気がします・・・自分一人でできるやーって思うことでも一度学びなおしてみると新たな視点がでてきておススメです!
機能を考えるときはグーグルなどで機能として付けるならどういものが求められるのかを検索してみる。
モックを作る際はすでに世の中にある似たツールとかを見てみて使用感をつかむ。
デザインの本を読んで基礎を固めてみる。
全く何から手を付けていいかわからない場合は・・・同期、先輩、上司を捕まえて話をしてみるだけでもOKです。
ただ話をしてみるだけでも自分の中のもやもやが整理されるのでほんとおすすめです。(テディベア効果というらしいですね)

#最後に・・・
どうせ新しい挑戦をしたときは失敗なんてするものなのです。
一人で失敗するより周りを巻き込んで失敗していきましょう!(笑):sparkles:

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