【Composer】コマンドちょこっとまとめてみました

導入

前回は、composerのインストール・基本的なコマンドを紹介しました。

今回はよく使うよ・便利だよってコマンドやオプションについて10個ほど紹介します。

コマンド10選

1. composer show

インストールされているパッケージの一覧や、特定のパッケージの詳細情報を表示します。バージョン・説明・ライセンスなどの情報が確認可能。

$ composer show

guzzlehttp/guzzle             7.8.1  Guzzle is a PHP HTTP client library
guzzlehttp/promises           1.5.3  Guzzle promises library
guzzlehttp/psr7               1.9.1  PSR-7 message implementation that also provides comm...
...

2. composer search

Composer のリポジトリでパッケージを検索します。キーワードに基づいて、利用可能なパッケージを探すことが可能。

$ composer search command

symfony/console                 Eases the creation of beautiful and testable command line interfaces
symfony/process                 Executes commands in sub-processes
nunomaduro/collision            Cli error handling for console/command-line PHP applications.
...

3. composer dump-autoload

オートローダーの最適化を行う。オートロードファイルのサイズを減らし、パフォーマンスを向上させることが可能。

$ composer dump-autoload

Generating autoload files　
# /vendor/ 直下に``autoload.php``が作成される。

4. composer require --dev

開発環境専用のパッケージを追加可能。
テストライブラリや開発ツールなど、本番環境には不要だけど、開発時に有用なパッケージを管理したいってときに有効。

5. composer update --lock

composer.lock ファイルのみを更新します。これは、パッケージのバージョンを変更せずに、ロックファイルのハッシュ値を最新の状態に保ちたい場合で有効。

6. composer install --ignore-platform-reqs

インストール時にPHPの依存関係を無視することが可能。
筆者も救われたことが多々あります。

7. composer create-project

プロジェクトのスケルトンを作成します。指定されたパッケージを基に新しいプロジェクトを始める際に便利。

8. composer self-update

composer 自体のアップデートを行う。

9. composer help

特定のコマンドに関する詳細情報を取得可能。

$ composer help self-update

Description:
  Updates composer.phar to the latest version

Usage:
  self-update [options] [--] [<version>]
  selfupdate
...

途中で区切りましたが、オプションや使用方法まで記載してくれます。
便利ですよね。

10. composer why

特定のパッケージの依存関係を表示します。プロジェクト内のパッケージ間の依存関係を理解するのに便利。

$ composer why guzzlehttp/guzzle
__root__ - requires guzzlehttp/guzzle (^7.8) 

まとめ

いかがでしたか？
前回に引き続いてcomposerについて紹介しました。

他にもこんなのあるよ。とかあればぜひコメント下さい。

参考