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Soursetreeを使ってリモートリポジトリにSSH接続する(ボタン操作のみ・Windows用)

Last updated at Posted at 2025-01-20

gitと言えばターミナルですが、どうにかしてボタン操作のみでSoursetreeをリモートリポジトリに接続したかった私の闘い(?)の記録をここに残します。
※Windows環境においての記事になります。
※とにかくリモートリポジトリにSSH接続したいので細かい説明端折ります。

1) Soursetreeインストール

  1. Download free > Download for Windows をクリックしてファイルを保存
    image.png

  2. チェックしてDownload
    image.png

  3. 保存したexeファイルを実行
    image.png

  4. スキップ
    image.png

  5. Gitにチェックをして次へ
    ※既にGitが入っている場合はチェックボックスがなくなっています
    image (1).png

  6. インストールが完了したら
    アカウント名とメールアドレスを入力して次へ
    image (4).png

  7. 「SSHキーを読み込みますか?」というポップアップが出たら
    あればはい、なければいいえ
    ※今回はいいえを選択したとして進めます。

2) Soursetreeにリポジトリを作成する

Createをクリックしてgitで管理したいファイルを参照し、リポジトリ名を入力 > 作成
image (5).png

3) コミットします

  1. 全てインデックスに追加
    image 6png.png

  2. コミット
    image7.png

  3. 完了
    image 8.png

4) Githubアカウントにリポジトリを作成

  1. ログインしてCreate repository
    https://github.co.jp/
    スクリーンショット 2025-01-16 183159.png

  2. リポジトリ設定
    任意の入力をしてCreate repository
    image 9.png

  3. リポジトリ作成完了
    SSHのURLをローカルリポジトリと繋げるときに使います
    image 10.png

5) Soursetreeの設定

  1. SSHキーを作る
    ツール > SSHキーの作成/インポート
    image 11.png

  2. Generate
    スクリーンショット 2025-01-16 221802.png

  3. Public key for pasting into OpenSSH authorized_keys file:
    をメモ帳などにコピーしておく
    image 12.png

  4. Save private key ボタンを押して任意の場所にファイルを保存
    ※作成したSSHキーを参照したい時に利用
    image 13.png

  5. .sshフォルダ配下にprivate_keyとして保存しました
    image 14.png

  6. ConversionsExport OpenSSH key でOpenSSHキーを保存
    image 15.png

  7. ファイル名は「id_rsa」
    スクリーンショット 2025-01-16 222147.png

  8. リモートの設定

    • リポジトリ > リポジトリ設定
      スクリーンショット 2025-01-16 222327.png

    • 追加
      スクリーンショット 2025-01-16 222356.png

    • リモート名 : origin(慣例により)
      URL/パス : 4)-3で確認したGithub上のリポジトリのURL

      image 16.png

    • ブラウザでGithubにログイン等して接続完了
      スクリーンショット 2025-01-16 222506.png

  9. SSHクライアント変更

  • ツール > オプション
    スクリーンショット 2025-01-16 223552.png

  • SSHキー:5)-7で保存した「id_rsa」を選択
    SSHクライアント:OpenSSH
    スクリーンショット 2025-01-16 223636.png

    ※注意
    SSHクライアントをOpenSSHにするとツールの「SSHキーの作成/インポート」が「SSHキーを追加」に変わります。
    image.png
    SSHキーの作成/インポート」を使いたいときは
    ツール > オプション > SSHクライアントの設定 でSSHクライアントを 「PuTTY/Plink」に変更してください
    image.png

    image.png

6) GitHubの設定

  1. アイコンクリック > setting
    スクリーンショット 2025-01-16 222537.png

  2. SSH and GPG keys
    スクリーンショット 2025-01-16 222607.png

  3. New SSH key
    スクリーンショット 2025-01-16 222632.png

  4. 5)-3で保存したOpenSSHキーを貼り付け > Add SSH key
    ※titleは任意
    スクリーンショット 2025-01-16 222725.png

  5. 完了
    スクリーンショット 2025-01-16 222811.png

6) プッシュなどができれば成功です!

スクリーンショット 2025-01-20 112346.png




備考:なぜPuTTYキーではなくOpenSSHキーを使用したのかについて

何度かPuTTYキーで試しましたが、上手くいったことがなく、結局ターミナルでの修正が必要となったため、何が違うのだろうということでAIに聞いてみました。

GitHubをOpenSSHとPuTTY Keyで接続する違いについて解説

GitHubにSSH接続する際、主に利用されるのは以下の2つです:

  • OpenSSH形式
  • PuTTY Key(PuTTYgenで生成される.ppk形式)

それぞれの違いやセキュリティ面、不都合について解説します。

1. OpenSSHとPuTTY Keyの違い

特徴 OpenSSH PuTTY Key (PuTTYgen)
鍵形式 OpenSSH形式 (id_ed25519など) PuTTY形式 (.ppkファイル)
利用ツール Unix系OS標準(Linux, macOS, Git Bash等) PuTTY (主にWindowsで使用)
互換性 OpenSSH対応ソフトウェア全般で使用可能 PuTTY専用ツールでのみ使用可能
変換の必要性 GitHubと直接連携可能 .ppkをOpenSSH形式に変換が必要
手軽さ 標準ツールで簡単 変換や追加ツールが必要な場合がある

2. 注意点

両者は適切に設定すれば大きな差はありませんが、次の点を考慮してください。

OpenSSHの利点

  • 標準形式: OpenSSH形式は多くのツールやプラットフォームでサポートされ、変換の手間が不要。
  • 最新アルゴリズム対応: ed25519ecdsaなど、効率的かつセキュアなアルゴリズムを利用可能。
  • 広く検証されている: OpenSSHは業界標準であり、セキュリティ面での信頼性が高い。

PuTTY Key (PuTTYgen) の注意点

  • 変換が必要: .ppk形式はGitHubなどのプラットフォームで直接使用できないため、OpenSSH形式に変換する必要がある。
  • ツール依存: PuTTY形式はPuTTY専用であり、他のツールでの互換性が低い。
  • セキュリティの同等性: 鍵サイズやアルゴリズムの選択次第でOpenSSHと同等のセキュリティを実現可能。

3. 実務での不都合

OpenSSHの場合

  • 特に不都合は少なく、標準ツールで簡単に運用可能。
  • GitHubやCI/CDなどでの設定もスムーズ。

PuTTY Keyの場合

  • 変換が必要: GitHubやOpenSSH形式を期待するツールで利用するには、PuTTY形式(.ppk)をOpenSSH形式に変換する手間が発生します。

    puttygen keyfile.ppk -O private-openssh -o id_rsa
    


感想

OpenSSHはGithubだと直接連携できるけど、PutyKeyだとOpenSSHに変換しないといけないのでSourcetreeの中で上手くいかない部分があるのかも...? 
PuTTYKeyを使っていてもAIに聞きながらターミナル(Git Bash)でどうにかすることもできますが、ボタン操作のみで何とかしたかったのでやってみました!
ありがとうございました!

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