LPIC201に引き続き、LPIC202にも合格したので、試験を受けようと思っている人、勉強中の人に向けて流れとコツを伝えます。
ここに書いてあることを機械的に実施するだけで、合格できると思います。
内容を腑に落ちるまで理解する、といったややこしいプロセスは不要です。
(本質的にはそうした方が良いというのは承知の上で、試験合格にフォーカスしています)
さて、これから具体的に説明していきます。
試験概要
- 90分で60問の問題
- CBT形式でパソコンで実施
- 受験場所は全国のPearsonVueテストセンター
- 繰り返し問題は参照可能
- 合格点は500/800点(約63%)程度
- 回答方式は四者択一、五者択一、複数選択、記入式
- 試験終了時に合否が分かる
一般的なCBT形式ですので、テストセンターで試験を受けたことがある人は
イメージしやすいと思います。
勉強方法
ここからは、LPIC201のページで書いたことは割愛し、プラスの部分だけ書いていきます。
学習方法ですが、主に2種類あると思っています。
①繰り返し試験問題集を実施し、パターンを体に染み込ませる。
②内容をひとつひとつ理解し、腹落ちさせる。
どちらが良いかは、みなさんの状況やタイプ、目的によって変わってきますが、
ある程度理解しつつも試験合格を最重要の目的に置く場合、①のほうがオススメかと思います。
②でやりたい方は、以下は読んでいただく必要はありません。以下、①の説明になります。
Ping-tで演習
学習方法は、ひたすら「最強WEB問題集LPIC Lv2-202」のコンテンツをやります。
間違えた問題は解説を確認し、まずは全て「銀」にすることを目的にしましょう!
95%以上銀になったら、次はすべて「金」にすることを目指します。
1回20問として、ALL銀まで約50回。ALL金まで約100回を目安にしてください。
理解度や学習期間によって、多少ずれると思います。
1日20問×5回やる場合、このステップは20日でクリアできます。
すべて金にしたら、記述対策にコマ問を50問程度実施しましょう。
記述がからっきしNG、といった状況を避けるのが目的なので、50問程度でOKです。
これも1日でクリアできるでしょう。
スピードマスターで演習
スピードマスター、これも必須です。
同じような問題・形式がかなり出ます。
全問題を3周しましょう。
結構ボリュームはありますが、2周目以降は、間違えた問題だけやれば良いので、
多少はスピードアップできます。
休日に集中して実施すれば、1周目は2日。2周目は1日。3周目は1日。
合計4日でクリアできると思います。
学習時のポイント
- 100点を取る必要はありません。目的は合格ラインを越えることです。
- ここに書いたことを機械的に実施するだけで、体が覚えます。
- 体が覚えれば、同じ角度での主題には対応できます。そして試験はそのパターンが多数です。
- すべての学習は計画的にやると、1ヶ月以内で完了します。遅延なく進めて効率的に資格取得しましょう。
試験申し込み
目標を立てた合格日の1ヶ月位前に申し込むと、エンドが確定するので良いでしょう。
PearsonVueで申し込みを行います。
(https://www.pearsonvue.co.jp/Clients/LPI.aspx)
試験コードが複数あるけどどうしたらいいの?
2016/09現在、201、202の試験は2種類あります。
- 117-201 LPI Level 2 Exam 201
- 117-202 LPI Level 2 Exam 202
- 201-400 LPIC-2 Exam 201, Part 1 of 2, version 4.0
- 202-400 LPIC-2 Exam 202, Part 2 of 2, version 4.0
試験選択画面には書いてありませんが、LPIのサイトには、202−400を選ぶように記載されていますので、
202−400を選びます。
(117−202には日本語がありません。。)
2016年 7月 1日に LPICレベル2 の日本語版の試験コード(Exam Code)が以下の
通り変更されました。出題範囲の変更はありません。
<旧> 117-201 → <新> 201-400
<旧> 117-202 → <新> 202-400
いよいよ受験当日
テストセンターで受験すると、パソコンで問題に回答し、試験後すぐに結果が表示されます。
今回は、
- 学習期間2ヶ月
- Ping-tは上で紹介した状態(ほぼ100%金)
- スピードマスター3週
で、90分中20分で解き終わりました。
結果は、
合格ライン:500点
取得点数:580点
でした。
試験時のポイント
- 日本語が分かりづらい問題が少しありますが、「English」ボタンをおすと、英語での表示ができますので、そこで確認すると良いでしょう。
- コマンド入力問題の場合、オプション有無は問題をよく読んで回答しましょう。
- 複数選択問題の場合、いくつ選択するのか、問題文をよく読みましょう。
自分を信じてがんばってください!
また、LPIC以外にも、おすすめの資格をまとめていますので、参考にどうぞ!
新人・若手SEがとっておくべき資格 〜システム運用管理ver〜