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Rustでのデバッグ環境構築(Windows+VisualStudioCode+rust-analyzer)

Last updated at Posted at 2022-07-04

概要

  • Windows環境+Visual Studio CodeでHello,Worldでデバッグをやる際に必要な設定等を記述しています。
  • 「Rust for Visual Studio Code」が非推奨となり「rust-analyzer」を使うようお勧めされるようになりました。

前提条件

  • ある程度Visual Studio Codeの扱いになれていること。

環境

  • Windows 10 Pro 21H2
  • rustc 1.62.0 (a8314ef7d 2022-06-27)
  • cargo 1.62.0 (a748cf5a3 2022-06-08)
  • Visual Studio Code 1.68.1

環境構築

Rustインストール

Visual Studio Build Tools 2019インストール

  • 「C++によるデスクトップ開発」をチェック→右下の「インストール」をクリック。
    • 「Visual Studio」の「C++によるデスクトップ開発」でも代替可能です。

Visual Studio Codeインストール

  • Visual Studio Codeからダウンロードページへ遷移。
  • 「Windows 8, 10, 11」をダウンロード。
  • VSCodeUserSetup-x64-1.68.1.exeを実行。(バージョン違ってても大丈夫だと思います。)
    • 初回起動時に言語パックをインストールするよう促されますのでそのままインストールしてください。

rust-analyzerインストール

  • 拡張機能:「rust-analyzer」をインストールする
    • コードアシスト、フォーマット等に使用します。

CodeLLDBインストール

  • 拡張機能:「CodeLLDB」をインストールする
    • デバッグ時に使用します。

基本的な操作

プロジェクト作成

  • PowerShellを開き以下を入力し実行する。
cargo new cargo_hello

プロジェクトを開く

  • 先程作成したプロジェクトフォルダを「Visual Studio Code」で開いてください。
    mainrs - hello_cargo - Visual Studio Code_2022-7-4_12-51-12_No-00.png

実行時の構成設定

  • メニュ→実行→構成の追加→「Cargo.toml has been detected in ...」→Yes

実行/デバッグ方法

実行例

  • 「デバッグなしで実行」を行う。

デバッグ例

  • 「println」行のブレイクポイントを有効にする。
    mainrs - hello_cargo - Visual Studio Code_2022-7-4_12-58-40_No-00.png
  • 「デバッグの開始」でブレイクポイントで止まるようになる。
    mainrs - hello_cargo - Visual Studio Code_2022-7-4_13-0-57_No-00.png

参考文献

つまずいたところ

  • 「Visual Studio Build Tools」いれずにコンパイルエラーが出た。
  • 「cargo」パッケージ管理を使わずにコンパイルしたソースをデバッグしようとしてはまった。
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