概要
- Windows環境+Visual Studio CodeでHello,Worldでデバッグをやる際に必要な設定等を記述しています。
- 「Rust for Visual Studio Code」が非推奨となり「rust-analyzer」を使うようお勧めされるようになりました。
前提条件
- ある程度Visual Studio Codeの扱いになれていること。
環境
- Windows 10 Pro 21H2
- rustc 1.62.0 (a8314ef7d 2022-06-27)
- cargo 1.62.0 (a748cf5a3 2022-06-08)
- Visual Studio Code 1.68.1
環境構築
Rustインストール
- Rustをインストールから「RUSTUP-INIT.EXE(64-BIT)」をダウンロード。
-
rustup-init.exe
を実行。
Visual Studio Build Tools 2019インストール
- 「C++によるデスクトップ開発」をチェック→右下の「インストール」をクリック。
- 「Visual Studio」の「C++によるデスクトップ開発」でも代替可能です。
Visual Studio Codeインストール
- Visual Studio Codeからダウンロードページへ遷移。
- 「Windows 8, 10, 11」をダウンロード。
-
VSCodeUserSetup-x64-1.68.1.exe
を実行。(バージョン違ってても大丈夫だと思います。)- 初回起動時に言語パックをインストールするよう促されますのでそのままインストールしてください。
rust-analyzerインストール
- 拡張機能:「rust-analyzer」をインストールする
- コードアシスト、フォーマット等に使用します。
CodeLLDBインストール
- 拡張機能:「CodeLLDB」をインストールする
- デバッグ時に使用します。
基本的な操作
プロジェクト作成
- PowerShellを開き以下を入力し実行する。
cargo new cargo_hello
プロジェクトを開く
実行時の構成設定
- メニュ→実行→構成の追加→「Cargo.toml has been detected in ...」→Yes
実行/デバッグ方法
実行例
- 「デバッグなしで実行」を行う。
デバッグ例
参考文献
つまずいたところ
- 「Visual Studio Build Tools」いれずにコンパイルエラーが出た。
- 「cargo」パッケージ管理を使わずにコンパイルしたソースをデバッグしようとしてはまった。