5
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

もう光源は何処!?と悩まなくも良い!?「自動陰影」機能登場!!

Posted at

最近、何かと話題になる「AI」のうち、今回はイラストに関係する「AI」
CLIP STUDIO PAINTの「自動陰影」機能についてご紹介したいと思います。

この自動陰影機能は、「CLIP STUDIO PAINT PRO」「CLIP STUDIO PAINT EX」
どちらのプランでも利用が可能です。
※Ver2にアップデートが必要です。

◆イラストを用意します。

平面丸.png
例として簡単なものを用意しました。
作成する際に、線画と色部分を分けます。
今回は、簡単なイラストですが人物などの場合は、線画フォルダや色部分をフォルダで分けると良いと思います。
※色が多すぎると機能しないため、ベースの色だけ塗りましょう。

◆境界を設定します。

線画と色部分を分けて作成したら、線画部分に参照設定をします。
※フォルダの場合も設定可能です。
画像1.png

◆自動陰影を設定します。

続いて、色部分のレイヤーまたは、フォルダを選択した状態で、
「編集」>「自動陰影」をクリックします。
画像1.png
すると、下記のような画面となります。
通常階調化した陰影.png
様々なプリセットがありますが、上の画像は
「通常」プリセットで「階調化した陰影」が選ばれているため、アニメ等のように
くっきりとした陰影が反映されています。

プリセットなどを弄ることで様々な陰影をつけることができます。
また、青いアイコンを動かすことで、光源の位置を自由に動かすこともできます。
感覚的にできるので、誰でも簡単に操作が可能かと思います。
実際に動かしている様子については、下記の動画をご参照ください。

自動陰影適用.png
※上記は、プリセット「なし」「滑らかな陰影」を設定しています。

そのまま使うのも悪くないですが、光源の位置によってどのように影がつくかの参考にしたり、さらに手を加えたりという選択肢もあります。
少し楽をするという意味でも、この「自動陰影」機能は有用ではないでしょうか。

試しに上記の画像に手を加えてみました。
手を加える.png
昨今、AIイラストについては賛否が分かれておりますが、AIを上手く利用してみるのも良いのではないでしょうか。

5
0
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?