RDAPとは
- Registration Data Access Protocol (RDAP) ... ICANNより
- WHOISの代替となる後継プロトコル
- 応答形式の標準化を目指している
- jSONでレスポンスが返ってくることが特徴的
値を取得してみる
HTTP/HTTPS経由で値を取得できることが特徴(RESTful API)
IPv6にも対応しているため
APNICが提供しているRDAPを参考にアクセスするとレスポンスを得ることができる。
http://rdap.apnic.net/ip/2001:dc0:2001:11::194
https://rdap.apnic.net/ip/2001:dc0:2001:11::194
わかりやすいフォーマットを用意しているのでドメインであれば
このように値をいれるとwhoisのように必要な値を取得することができる。
ex) https://rdap.verisign.com/com/v1/domain/google.com
curl+jq
jsonで値を得ることができるので jq を使うと読みやすい。
特定の値を下記のように取得することも可能。
% curl -L https://rdap.verisign.com/com/v1/domain/google.com | jq .ldhName
% Total % Received % Xferd Average Speed Time Time Time Current
Dload Upload Total Spent Left Speed
100 2343 100 2343 0 0 3555 0 --:--:-- --:--:-- --:--:-- 3555
"GOOGLE.COM"
整形しやすい情報を扱えるようになったので今後の活用の期待が高まります。
国内のRDAP
JPRS RDAP ご利用ガイド | gTLD等ドメイン名登録情報の公開 | gTLD取次サービス | JPRS
JPRSより
こちらが用意されている。
WHOISとの違い表示項目の違いの一覧(RDAP表示項目名)もあるので参考になる。
PSI-JAPANも提供を開始。
PSI-Japanは、2019年8月26日よりドメイン情報検索サービスRDAPの提供を開始しました。
ex) https://rdap.psi.jp/domain/google.com
RDAPを活用した例
apnic/rdap-ingressd
dockerでRDAPサービスのプロキシをを体験することができる。
https://github.com/APNIC-net/rdap-ingressd
RFC
RDAP Operational Profile for gTLD Registries and Registrars - ICANN
こちらを参考に。
- RFC7480 - HTTP Usage in the Registration Data Access Protocol (RDAP)
- RFC7481 - Security Services for the Registration Data Access Protocol (RDAP)
- RFC7482 - Registration Data Access Protocol (RDAP) Query Format
- RFC7483 - JSON Responses for the Registration Data Access Protocol (RDAP)
- RFC7484 - Finding the Authoritative Registration Data (RDAP) Service