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2019年 アジャイル関連のカンファレンス・セミナーの紹介

Last updated at Posted at 2019-12-08

認定スクラムマスター等の資格取得(昨年11月にCSM、今年6月にCSPO)をきっかけに、
社内へのアジャイル・スクラムの普及・浸透を目指して、
1年間いろいろなイベントに参加し、今まで知らなかった非常に多くのことを経験することができました。
一部参加できなかったイベントも含め、こちらで紹介したいと思います。

大きなイベント(毎年開催:有料)

Regional Scrum Gathering Tokyo 2019

日時:2019/ 1/ 9(水)〜11(金)
会場:大崎ブライトコアホール

読み方は、「リージョナル・スクラム・ギャザリング・東京」(略称はRSGT)
アジャイル関係で日本最大級のカンファレンスです。
3日間、朝から晩まで講演やワークショップがあります。
私のアジャイルへの思いが一気に高まるきっかけとなりました。

(良かったセッション)
そのときサーバントリーダーはどう振る舞うか( Tatsuya Kinugawa / Rochelle Kopp )

サーバントリーダーについて、
具体例を通して説明されたセッションでした。
繰り返し聞いて、学びを深めたいです。

DevOpsDays Tokyo 2019

日時: 2019/ 4/ 9(火) 〜 10(水)
会場:大崎ブライトコアホール

DevOpsとアジャイルは密接に関わっており、
RSGTに続き、大きな刺激を受けました。

(良かったセッション)
富士通のSIプロジェクトがどのようにDevOpsに取り組んでいるか( Hideya Ikeda )

SIerのアジャイル・DevOpsの奮闘記で、生々しい感じが
とても良かったです。

(良かったセッション)
Value Stream Mapping ワークショップ( h-arai / Kenta Sasa )

参加型のセッションで、体験を通して学べるのが非常に良かったです。

Agile Japan 2019

日時:2019/ 7/18(木)
会場:TOC有明 4F コンベンションホール

仕事の都合で午後からの参加になりました。

(良かったセッション)
日本のイノベーションを加速するScrum(平鍋 健児・ジョー・ジャスティス)

参加できなかったのですが、ぜひ聞きたかったセッションです。

(良かったセッション)
アジャイル推進のための"超"辛口アドバイス(中佐藤 麻記子)

アジャイル・スクラムに対する(特に上位層の)一般的な誤解に切り込んでいるセッションでした。

Scrum Interaction 2019

日時:2019/11/ 8(金)
会場:ベルサール渋谷ファーストB1F

スクラムの生みの親と言われる、野中郁次郎氏とジェフ・サザーランド氏が講演される、
とにかくすごいイベントでした。
後半のScram@Scaleワークショップでは、全体で質問する機会もありました。
(たまたま指名されただけだったのですが…)

IMG_4849.JPG
ジェフ・サザーランド氏と。

IMG_4851.JPG
平鍋 健児さんと。

(良かったセッション)
Scrum@Scaleでビジネスアジリティを実現する(ジェフ・サザーランド博士)

大規模スクラム(Scrum@Scale)で、北米トヨタで「影響力は10倍以上、コストは10%未満」
の効果を出していることや、
アジャイルプロジェクトが失敗する理由の50%は、
「でたらめな アジャイル」であるから、という話が衝撃的でした。

大きなイベント(その他)

フェニックスプロジェクト DevOps シミュレーション研修

日時: 2019/ 9/20(金)
会場:ITプレナーズ研修会場

年に数回、無料で開催されています。
BisDevOps(ビジネス部門と開発・運用部門が一体となり、ビジネス速度を更に加速する)の重要性を肌身で感じられる、1日間のワークショップです。
NJCから、1回3人✕2回で、計6名が参加しました。

https _qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com_0_221788_a68563ff-95ae-a1a6-fb3e-213f7cc50cb7.jpeg
ワークショップ中の様子。

想像を超えるスピードでのプロダクト提供を果たすには、
イテレーション(スプリント)を繰り返す中で、チームが学びを得て成長すること、
同じゴールを共有し、個人の役割を超え、自律性を持ったチームが動いて行くことが必要と、
実践を通して感じられるワークショップでした。

コミュニティ関連(平日夜などに開催)

エンタープライズ・アジャイル実践セミナー

アジャイル・スクラムの導入推進には、
スクラムマスター(SM)だけでなく、
プロダクトオーナー(PO)のアジャイルへの理解が、不可欠であることが学べます。

ギルドワークス

POStudy - プロダクトオーナーシップ研究会

アジャイルチームを支える会

NoOps Japan Community

DevLove

最後に…

カンファレンスやセミナー、ワークショップの参加は、
実践されているプロの方から直接対話を通して学ぶことができ、社内に閉じこもっていては分からない、
大きな刺激が得られます。
外からの学びを得て(インプット)、それを社内にフィードバック(アウトプット)することで、
自分もプロダクトも大きく成長できるよう、
来年も頑張りたいと思います。

以上

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