あたらしい事業やプロダクトを立ち上げよう、でもどうやって?
2019/03/28(木)に開催された、
月刊ギルドワークス (2019年3月)
に参加しました。
やっぱり「チームビルディング」は大事なんだな〜とつくづく感じました。
そして「相手の仕事に関心を持つのは、チームメンバーの仕事」感動しました。
参加してよかったです。
市谷 聡啓さん トーク
新規事業を立ち上げる
- メインはデジタルプロダクト
- 本、イベントもやる
- 仮設検証とアジャイル開発
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ギルドワークス
- 正しいものを正しく作る
- スタートアップ、事業会社の新規事業
仮説検証型アジャイル開発
- 「正しくないものをつくらない」戦略
- 正しいものを残し(仮設検証)、正しく作る(アジャイル開発)
- 何を作るのかを探すことと、正しく作ることをはっきり分ける。
- 安易に作らない。
- 人に刺さるのか、使ってくれるのか、は体験しないと分からない。
基本はリーン製品開発
- セットベース
- ベンチャーの場合、セットが広すぎる
- ポイントベース
- 大企業の場合、セットが厳しすぎる
- 求められるのは、採用の失敗を抑えながら製品開発を行う手段
仮説検証の精度と頻度のマネジメント
事例
- 仮説検証のコンセプトの叩き上げ
仮設から形あるものへ変換する入り口をつくる
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常にチームビルディング
- 時間をともにするしかない。
- 単純接触効果
- 接触回数を増やす
- ソフトウエア開発は演出
- ほぼゼロからPBL取り出しまで2〜3ヶ月
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つくり、形にしながら共通理解を深める時間
- スクラムベース(1週間スプリント)
- 全員リモートワーク
- MVP開発に2ヶ月、仕上げに1ヶ月
-
大企業の新規事業は2回戦う
- 最初の関門はプロダクトの方向性を見定めること
- コンセプトをまとめた後の、社内関係者の調整
- チームで乗り越えるしかない。
- 「ともにつくる」にあるかぎり、越境できる
岩切 晃子さん トーク
- 著者のストーリーを最大化するのが出版社の仕事。
- 著者の言葉を最大化する為。
- 事業継続性の観点で、新規事業にトライすることが必然。
- 作る、売る、知らせる、全部やるのをおすすめする。
- 収益を上げるのは当然。新規事業にチャレンジし続ける。
Q&A
- 仮説キャンバスの作成からプロトタイプ検証までをどれくらいの期間で対応するのか、
各プロセスにどれくらいの時間をかけるのか、どんな要員で対応するのかを知りたいです- 2ヶ月で探す。
- インタビューは時間がかかる。
- 正しいものを探すために、
「質の高い問い」をどうやって立てるかが難しいなと
壁に当たっているところです・・・- いつもと違うことをしてみる。
- 新しいことをするために自分に投資をしてみる。
- 自分の中に勉強する仕組みをつくる。
- 採算分岐を探すコツを教えて欲しいです。
- 自分のサービスのログを取ってみる。
- 「この粒度以上だったら仮説検証が難しいわー」みたいな
規模/抽象度の限界みたいなものはありますか?- ない。
- 分かりづらい、とはターゲットがはっきりしてないか、
マーケットがはっきりしていないか。
- 経験が浅いメンバーだけで新規事業に取り組むときに、
気をつけることやアドバイスはありますか?- 役員を味方にする。
- 社内スポンサーを探していく。
- 「作る→売る→知らせる」全部やるにすごく共感します!
- みんながしていることを分かると協力できる。
- 相手をしる、みんなのことを知ることでやれることも増える。
- 相手の仕事に関心を持つのは、チームメンバーの仕事。
- ともに作るためになるべき垣根をなくす、ヒエラルキーをなくす事が重要と思う一方で、
プロダクトオーナーや経営者が完全にコントロールしないのも違う気がします。
いい塩梅ってどこにあるのでしょうか?
以上