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GitHubのコミット練習用サイトをdocsifyで作った話

Last updated at Posted at 2024-09-25

概要

ここ最近の業務で、GitHubをほとんど触ったことがない人に対して、Git-flowを体験してもらうためのワークショップを開催しました。
そのワークショップでは、以下のような体験ができるようにしました。

  • ブランチ作成 → コミット(プッシュ) → Pull Request → レビュー → マージ の一連の流れを実践できる
  • GitHub Pagesで公開されているため、マージされた内容がすぐにウェブページで確認できる
  • Markdownに馴染みがない人は、Markdownの練習になる

また、運営側として必要以上の時間がかからないよう、コンフリクトが極力発生しないような構成にしました。

作成したサイト

  • トップページおよびサイドバーに、各ページへのリンクが用意されている
  • ユーザー名(hoge、fuga、piyo)に対して、ページが1つ用意されている
  • 各ユーザーは、自分のページだけ編集する(Markdown記法 + docsifyの記法で書ける)

ソースコード

作り方

  1. docsifyのQuick startに従って、docs/以下にコンテンツを作成するところまでやります

    Windows環境で、「このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため…」と表示された場合は、実行ポリシーを付与するよう、ターミナルに以下を入力することで解決できます。

    Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope Process
    
  2. リポジトリのルートにpackage.jsonを配置し、npm installします

    package.json
    {
        "dependencies": {
            "docsify-cli": "^4.4.4"
        }
    }
    
  3. docs/index.htmlを編集し、サイドバーを表示させるようなつくりにします

    docs/index.html
    <!DOCTYPE html>
    <html lang="en">
    <head>
        <meta charset="UTF-8">
        <title>Document</title>
        <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge,chrome=1" />
        <meta name="description" content="Description">
        <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0, minimum-scale=1.0">
        <link rel="stylesheet" href="//cdn.jsdelivr.net/npm/docsify@4/lib/themes/vue.css">
    </head>
    <body>
        <div id="app"></div>
        <script>
            window.$docsify = {
            name: 'プロフィール',
            repo: '',
            loadSidebar: '_sidebar.md',
            homepage: '/README.md',
            subMaxLevel: 1
        }
        </script>
    <!-- Docsify v4 -->
    <script src="//cdn.jsdelivr.net/npm/docsify@4"></script>
    <!-- emoji -->
    <script src="//cdn.jsdelivr.net/npm/docsify/lib/plugins/emoji.min.js"></script>
    </body>
    </html>
    
  4. docs/_sidebar.mdを追加し、Markdown記法でリンクを貼ります

    docs/_sidebar.md
    - [hoge](profile/hoge.md)
    - [fuga](profile/fuga.md)
    - [piyo](profile/piyo.md)
    
  5. docs/profile/***.mdをユーザーの数だけ作成します

    docs/profile/hoge.md
    # hoge
    
    ### 名前
    
    ### 所属チーム
    
    ### 経験のある言語
    
  6. GitHubのリポジトリから、[Settings]-[Pages]で、/docsに対して公開するよう設定します

    image.png

    GitHub Enterpriseアカウントでない場合、ページはpublicに公開されるので注意が必要です

おわりに

今回紹介したサイトは、誰でも15分ほどで作成できると思います。
実践的なGitHub勉強会を開催しようと思っている方に、何かしらの参考になれば幸いです。

参考

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