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開発エンジニアがJSTQB FL試験に合格した話

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目的

  • ソフトウェアの品質について興味があり、まずは体系的な知識を得たい
  • 短期的なゴールとして資格取得を選択

勉強期間

約3ヵ月間、週5日程度で、1日あたり30分程度の勉強
(かなり怠惰な勉強スケジュールです)

勉強方法

JSTQBのシラバスを計3回読みました。
問題演習は、テス友を使用しました。

実際に行ったことを時系列順に書くと、以下のような感じです。

  1. JSTQBのシラバスを読む
  2. テス友で問題を解く(10問、ないしは20問をモチベーションがある日に1回)
  3. ある程度解けるようになってきたところで、シラバスをもう一度読む
  4. テス友で章別に問題を解き、全ての章で正解率グラフを80%以上に乗せる
  5. 細かいところを覚えるために、シラバスを章別に読む→読み終わったらテス友で問題を解く

受験前のテス友の履歴を貼っておきます。これから受けようと思っている人は参考にしてください。

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試験について

  • 難易度はテス友と同じくらい
  • 複雑な選択肢の形式はなかった
  • 体感で8割くらいかな、という印象
  • 時間面は、ゆっくり解いていたが、20分程度余った

試験結果

無事合格しました🎉
5日後にWebで合否が分かり、2週間後に認定証が届きました。

DSC_0173.png

FL試験を終えての感想

テスト担当者は、他者(主に開発エンジニア)との関係性が大事だということ

多くの企業で部署間の諍いみたいなものがあると思うのですが、このような資格試験のテキストで「立場が異なる者とのコミュニケーションが大事」というニュアンスのことが書かれているのにびっくりしました。
エンジニア同士でも、良い関係性を築けていないとレビューがしんどかったりするので、プロダクト開発におけるコミュニケーションの重要性を再認識しました。

形骸化していると思っていた社内の開発プロセスが、正しく運用すれば意外と機能するのではないかという発見

私が勤めている会社では、プロダクト開発において然るべきタイミングで複数回レビューを実施しているのですが、重箱の隅をつつくような指摘ばかりで、レビューの意義について疑問を感じる瞬間が多くあります。
ただ、これはレビュー目的を定義できていない(もしくは周知できていない)だけで、既存のプロセスでもっとうまくできる方法がありそう、そんな気がしています。

まとめと今後に向けて

今回JSTQB FL試験を受けてみて、エンジニアとしての視野が広がりました。
ソフトウェアテストについてより深く学ぶために、SQuBOKを読むことと、上位の資格(JSTQB AL)に挑戦してみようと思います。

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