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バッチファイルを作成する手順は非常に簡単です。
環境:Windows10
1 テキストエディタを開く:
- バッチファイルはテキスト形式のスクリプトですので、テキストエディタを使用します。
- Windows 10には、メモ帳(Notepad)が標準で搭載されています。スタートメニューから「メモ帳」と入力して起動できます。
2 スクリプトを入力する:
- テキストエディタで、バッチファイルに実行したいコマンドを入力します。例えば、前述のファイアウォールのスクリプトのようなものです。
@echo off
color 2f
netsh advfirewall set allprofiles state on
echo Windows Firewall "Status OFF"
netsh firewall show config
pause
3 保存:
- スクリプトを入力したら、ファイルを保存します。
- ファイルの拡張子を
.bat
にすることで、それがバッチファイルであることを示します。例えば、FirewallOn.bat
など。
4 ファイルの保存場所:
- ファイルはどこでも保存できますが、使いやすい場所に保存すると良いでしょう。
- デスクトップやドキュメントフォルダなどが一般的です。
5 ショートカットキーの作成:
- 作成したバッチファイルのショートカットを作成します。
- ショートカットを使いやすい場所に移動させます。
- ショートカットの「プロパティ > ショートカット > 詳細設定」と進み、管理者として実行にチェックを付けます。OKを押下した後、適用、OKの順で押下します。
※今回の例で作成したバッチファイルがFirewallを操作する処理だったため、この管理者として実行のチェックを付ける手順がありました。もしチェックしなかった場合はうまく動作しない可能性がありますので、作成するバッチファイルに合わせて設定を行ってください。
5 実行:
- 保存したバッチファイルをダブルクリックすると、バッチファイルが実行されます。
- ユーザーアカウント制御からこのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?と聞かれるので「はい」を選択します。
- コマンドプロンプトが開いて実行結果が表示されます。
これで、基本的なバッチファイルを作成して実行する手順が完了しました。バッチファイルは、簡単に実行でき、同じ手順を何度も繰り返す際に便利です。