はじめに
皆さんは業務などで頻繁にオンライン会議をしますか?
今回は私が日常の業務で気になった点について少し調べたので、興味のある人はぜひ最後まで読んでみてください!
ZoomやTeamsの会議やレビューでPCの画面を共有されたときに、
「画面見えていますでしょうか?」
と言われたらどう感じますか?
もしかすると、多くの人は違和感を感じないかもしれません。ですが気になって調べたところ、この敬語表現は誤りでした。
この敬語表現のどこが誤りなのか少し調べてみました!
ちなみに同じ職場にいる先輩3人に聞いてみたら、「まったく気にしていなかった」と口をそろえて言っていました。。
「~ますでしょうか」は二重敬語
「~ますでしょうか」には、「ます」と「です」の2つの丁寧語が入っていて、これが二重敬語になっているそうです。
単純ですがついつい使ってしまいますね。この二重敬語の解決方法があります!
解決方法 その1
→「ます」か「です」のどちらかを削除する
二重敬語にしないための簡単な方法は、「です」か「ます」のどちらかを削除することです。
例えば、「です」を削除すると「画面見えていますか」になります。
解決方法 その2
→別の表現をする
「画面見えていますでしょうか?」を言い直すために、敬語の使い方を考えるよりも、言い回しを変えた方が丁寧に聞こえるのではないかと個人的に感じました。
「画面見えていますでしょうか?」
から↓
「画面共有していますが、見えないなどありましたらお知らせください」
このように表現すると、会議参加者も「見えてるよ~」などの返答も待たなくて済みます。
あと、少し会議に慣れている感も出て良いかなと思ってます
会議の流れあるある(解決方法 その1)
返答を待つパターン
「〇〇さん、画面共有お願いします」
「画面共有します」
「私の画面見えていまか?」
「・・・」
「・・・」
「・・・(気まずい、、)」
「うん、見えてるよー」
「ありがとうございます。では今回は~~~、」
画面共有が上手くいっているか確認をすると、相手の返答を待つ必要があって無言の時間が生まれてしまいますよね。私が気にしすぎなことなのかもしれませんが、このパターンだとほぼ確実にこのようになります。
会議の流れあるある(解決方法 その2)
返答を待たなくても進められるパターン
「〇〇さん、画面共有お願いします」
「画面共有します」
「画面共有していますが、見えないなどありましたらお知らせください」
「前回は~~~のため✕△でしたが、、」
「(ふむふむ)」
「(なるほど)」
後者の解決方法だと、返答の待ち時間や相手に応えてもらう手間も省くことができます!
ただし、このやり方が絶対的に正しいということではないので、ミーティングに参加しているメンバーや雰囲気を見て使い分ける方が良いかもしれません。
まとめ
ZoomやTeamsの会議やレビューでPCの画面を共有されたときに、「画面見えていますでしょうか?」は実は二重敬語だった。
二重敬語とは
・一つの語について、同じ種類の敬語を二重に使ったものを「二重敬語」と言う。
解決方法 その1 「ます」か「です」のどちらかを削除する
「です」を削除して「画面見えていますか」にするなど。
解決方法 その2 別の表現をする
「画面見えていますでしょうか?」
↓
「画面共有していますが、見えないなどありましたらお知らせください」
ミーティングに参加しているメンバーや雰囲気を見て使い分ける方が良いかもしれませんね
引用
二重敬語とは?
一つの語について,同じ種類の敬語を二重に使ったものを「二重敬語」と言います。例えば,「お読みになられる」は,「読む」を「お読みになる」と尊敬語にした上で,更に尊敬語の「……れる」を加えたもので,二重敬語です。
「二重敬語」は,一般に適切ではないとされています。ただし,語によっては,習慣として定着しているものもあります。
【習慣として定着している二重敬語の例】
・(尊敬語)お召し上がりになる,お見えになる
・(謙譲語I)お伺いする,お伺いいたす,お伺い申し上げる