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【swiftUI】iOSアプリ公開の手順

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はじめに

近いうちにiOSアプリケーションを公開したいと思っているので、参考までに公開するまでの手順を調べてみました!

iOSアプリをApp Storeに申請する際に必要な手続きや準備するべき項目をまとめています。
一般的な手順は以下のとおりですが、最新のガイドラインや要件はAppleの公式サイトで確認した方が確実だと思います。

手順

  1. Apple Developer Programへの登録
  2. App IDの作成
  3. プロビジョニングプロファイルの作成
  4. 証明書の作成
  5. アプリケーションでの設定
  6. バージョンとビルド番号の設定
  7. App Store Connectへのアプリの追加
  8. アプリ情報の入力
  9. スクリーンショットのアップロード
  10. プレビュー画像のアップロード
  11. レビューの申請
  12. 申請の確認と送信
  13. 審査待ちと通知

これらの手順を順に進めていくことで、iOSアプリをApp Storeに申請する準備が整います。ただし、Appleのガイドラインや要件に適合することが非常に重要です。

1. Apple Developer Programへの登録

Apple Developer Programに登録し、開発者アカウントを取得します。
登録料が99米ドルだったので、円安の影響で登録料が値上がりしてます。。

Apple Developer への登録はこちらからできます。

Apple Developer から引用

App Store、Apple Business Manager、Apple School Managerで配信するアプリの作成に関心をお持ちの場合は、Apple Developer Programにご登録ください。*プログラムに登録すると、ベータ版OSリリースやアプリの高度な機能に加え、アプリやSafari Extensionの開発、テスト、配信に必要なツールを利用できます。18歳以上の方のみご登録いただけます。

年間登録料は99米ドル(または現地通貨の同等額)です。非営利団体、教育機関、政府機関のお客様は、登録料の免除の対象となる場合があります。

2. App IDの作成

App Store Connectでアプリケーション識別子(App ID)を作成します。
App ID は Apple ID とは異なるので注意が必要です。

Apple developerのCertificates Identifiers & Profilesから新規で作る事ができます。

また、App IDはアプリごとに作成が必要なことも覚えておくと、次にアプリ作成したときにスムーズにいきます。

3. プロビジョニングプロファイルの作成

App IDに関連するプロビジョニングプロファイルを作成します。これはアプリをデバイスにインストールするために必要です。

Xcodeで作成したアプリをiPhoneなどのデバイスへダウンロードするのに必要なファイルが「プロビジョニングプロファイル」です。

プロビジョニングプロファイルとは?

Provisioning Profile(プロビジョニングプロファイル)とは、アプリの開発元についての情報が含まれているファイルのことです。開発用と配布用の2種類があります。

今回作成するApp Store配布用のProvisioning Profileは、

・Certificate(証明書)
・App ID

が必要となります。

4. 証明書の作成

Apple Development証明書と、App Distribution証明書を作成します。

Apple Development証明書の作成

Apple Development証明書を作成するときに、iOS Development証明書と間違えないように気を付けましょう。

XCode 11以降はApple Development証明書
XCode 11以前はiOS App Development証明書

App Distribution証明書の作成

先ほどと同じように、Apple Distribution証明書とiOS Distribution証明書を間違えないように気を付けます。

XCode 11以降はApple Distribution証明書
XCode 11以前はiOS Distribution証明書

作成した証明書は忘れずにMacに保存して、キーチェーンに登録をしましょう。

5. アプリケーションでの設定

Xcodeで作成したiOSアプリケーションに必要な設定である、アプリアイコン、スクリーンショット、プレビュー画像などを準備します。

6. バージョンとビルド番号の設定

App Store Connectでアプリケーションのバージョンとビルド番号を設定します。

PROJECT > TARGETS > General > Identity の項目で
Bundle version string, short → version(バージョン番号)
Bundle version → build(ビルド番号)

バージョン番号とは?

バージョン番号は A.B.C とすると、

A:メジャーバージョン番号
B:マイナーバージョン番号
C:パッチ番号

というの意味を持ちます。

ビルド番号とは?

リリースしたかどうか関係なく、ビルドを行うたびに上がる数字のこと。

7. App Store Connectへのアプリの追加

XcodeからProvisioning Profileを設定した、配布するiOSアプリのプロジェクトをXcodeで開きます。

ビルドするときに選択するデバイスのところを、Any iOS Deviceにします。
Product > Archive
を選択し、アーカイブが作成出来たらDistribute Appを選択。(証明書にアクセスする許可を求められた場合は許可する)

Select a method of distribution → App Store Connect
Selec a destination → Upload
App Store Connect distribution options → オプション選択
Select certificate and iOS App Store profiles → Provisioning Profile(3.で作成したプロビジョニングプロファイル)を選択

Upload

8. アプリ情報の入力

アプリケーションの基本情報、カテゴリ、キーワード、説明、プライバシーポリシーなどの情報を入力します。


image.png

9. スクリーンショットのアップロード

App Storeに表示するためのスクリーンショットをアップロードします。

10. プレビュー画像のアップロード

App Storeでのプロモーションに使用するプレビュー画像をアップロードします。


image.png

11. レビューの申請

App Store Connectでアプリケーションのレビューを申請し、必要な情報を提出します。

12. 申請の確認と送信

申請内容を確認し、送信します。

13. 審査待ちと通知

image.png

App Review 公式サイト

Appleの審査を待ちます。Appleの審査は90%以上が24時間以内に完了するみたいですが、一週間程度かかる想定でいたほうが良いかもしれません。

審査に合格したら、App Storeで公開される準備が整います!

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