「シンボル」について
VSCodeでは、変数や関数、クラスなどなどをひとまとめにシンボルと呼びます。
今回の話はシンボルとして扱えるもの全般に応用できるので、覚えておいて損はないと思います。
通常、文字列の検索であればctrl+F
で検索することが多いかと思われますが、これでは文字列などの値も同じように拾うため、目的のシンボルを探すのが少し面倒です。
そのため、VSCodeのショートカットの一つ「ワークスペース内のシンボル検索」を用いて、ちょっとだけスマートに検索することを目的とします。
まずは有効にする
さっそく実践...といきたいところですが、どうやら当機能はデフォルトでは有効になっていないみたいです。便利なのに。
そのため、まずはショートカットキーを割り当てるところからやっていきます。
1.ctrl+shift+P
でコマンド検索画面を開き、「shortcut」と入力。
「基本設定:キーボードショートカットを開く」があればそれを選択してください。
こんな感じの画面がでたらok。
「ワークスペース内のシンボルへ移動」というのが該当機能です。
クリックしてお好きなキー割り当てを試してみてください。当記事ではctrl+T
として進めます。
実際にやってみた
今回はNode.jsのクローンリポジトリで試してみます。
適当にnode
と入力。
おー。いろいろ出てきました。
試しに一番上のやつに飛んでみます。
しっかり飛べましたね。
ちなみに遷移前の画面にはctrl+←
で戻ることができるようです。便利。
おまけ
せっかくなので、シンボルの一覧も見てみます。
こちらはctrl+shift+O
でデフォルト登録されています。
また、ファイルを開いた状態でのみ機能するようなのでそこも注意。
312件ヒットしました。
ちなみに、キーワードの頭に:
をつけることでジャンル分けしてくれます。うれしい。