この記事は スターフェスティバル Advent Calendar 2024 15日目の記事です🔔
会社員をずっとしていますが、自分の経験・飲み会で聞く友人達の話を総合すると、「仕事ができる人」はどの会社にも必ずいます。
卓越したスキルで他者を寄せ付けず圧倒する方もいましたが、それは稀なケースで大体は普通のベクトルを向いている方な気がします。
例えば我々エンジニアと言うのはプログラミングスキルが高いだけの人が必ずしも「仕事ができる人」という訳ではなく。言うなれば人間として魅力が高い人が「仕事ができる人」な気がします。そうでもないかもしれないですが。(自分はマンガの世界によくでてくる仕事が超出来る嫌なヤツみたいな人に会ったことがないだけで、きっと世の中にはいると思うのですが)
そう言えば、「仕事ができる人」今までたくさんいたな。と思いまして。
エンジニアに限らず、会社にいる「仕事ができる人」の人間性にフォーカスして考えてみようと思います。
勝手に脳内で仕事できる人ペルソナを作り書いているので個人的な思い込みだとも思いますが、年末ですしポエムが書きたくなったので。
愛に満ち溢れている
若い頃は愛社精神というのは昭和のレガシーだと思っていましたし、多分あながち間違いではないと思います。
今ではエンゲージメントを重視しますね。この違いAIさんに聞くと一瞬で素敵な表を作ってくれるので大好きです。
項目 | エンゲージメント | 愛社精神 |
---|---|---|
焦点 | 仕事や役割、成果への情熱 | 企業そのものへの愛着や忠誠心 |
測定可能性 | 測定可能(エンゲージメントスコアなど) | 測定が難しい(感情的な側面が強い) |
目的意識 | 目標達成や成長に向けた行動 | 所属すること自体に価値を見出す |
変化のしやすさ | 組織の文化や施策によって比較的変化しやすい | 比較的固定的、または個人の価値観に依存する |
ここで言う愛はエンゲージメントの文脈です。
それも「仕事ができる人」というのは
- 自身が携わっているプロダクトが好きで
- 一緒の目的の仲間が好きで
- その人達が集まっている部署が好きで
- そんな人がいっぱいいる会社が好き
のように1つ1つ順序があるような気がします。いきなりエンゲージメントが高い訳ではなく。
最初にプロダクトがあり、作り上げたエンゲージメントなのですが、「ウチら最強ズッ友だよっ!」のような今が一番で変わりたくない!とは思っていないし新しくjoinした人にも同じように愛を持って接しているなと思います。
でも愛が深すぎると憎しみに変わったりするので注意すべきなのですが、仕事が出来る人はThere's Too Much LoveではなくAll You Need Is Loveな人なイメージです。
そんな人はやはり愛されるので、愛し愛され生きるのさ、と思います。
人の話はポジティブ100(オープン)にネガティブ5(クローズド)
人の話でネガティブと言うと陰口ですよね。そんな話後ろめたく感じますが、0飲み会の席でそういう話になることも多々あると思いますし、ガス抜きの方法としては一般的だと思うのでやめろと言うのもまあ言いにくいもので。飲み会で周りがそういう話を始めても、全く人の悪口を言わない人も過去いましたが、それは悪口を言わないのではなく信用されていなかったと思う人もいるようなので難しいですね。
。
いや、そういう話をしたいのではなく、
「⚪︎⚪︎君もうちょっと周りの仕事やってくれたらいいんだけどね〜」とか「▲子ちゃんのメンター辛いんだよー」
などのただの愚痴で盛り上がってしまうことがあると思うのですが、仕事が出来る人はそのあたりもうまく言うのが多いなと思います。
まず人の名前なるべく出さないように「ウチのチームの若い子がねー」と言ったように。でもそれもあまり言わないなと思います。
それより、ポジティブな面での方が特徴あるなと思います。仕事が出来る人なのでやはり会社の中でも登壇やチャットで連絡や発表することが多いですが、褒める時違和感ないレベルで名前を出して賞賛します。
「売上目標達成しました!特に⚪︎⚪︎君が先月比150%の活躍でチームを牽引してくれました!」のような感じです。
普段からナチュラルに「▲子ちゃんすごく頑張って今日中にやってくれましたよーー!」と言う言葉を使うので言わなく聞けるものでポジティブをオープンにする人です。
整理整頓が上手い
意外と机が汚かったりする人もいるのですが、要所要所は整理されており、何より思考の整理が上手だと思います。
議事録まとめるの上手い人多いし、人の話を整理しながら聞いてくれるので的確なアドバイスをくれます。
またドキュメントとかちゃんと更新してくれます。みんなが使うものや人のためになるものの整理整頓が上手いです。
整理整頓の観点で言うと、きっと仕事が出来る人にとって物・事・想像全てがEverything It's Right Placeなんだろうなと思います。
色々な人と交流がある
これ本当にそうで仲良いエンジニアがいる営業さんとか他社さんとか前職の人と良好な関係とか。
とある会社の役員の方とかでも気軽に話ができる他部署の若い子がいたりとか、なんでそんなに交友関係が広いのだろうか不思議な交流があったりします。
多分、人を年齢とか役職とかそういう色眼鏡で見ないんだろうなと思います。それと好奇心も強いのかな。色々な人の色々な話を聞いて自分の糧にしているイメージがあります。
視野の広さ視座の高さが違うよね
当たり前すぎるのですが、見えている範囲が広いなと思います。
目の前の問題もちゃんと見るので、理想論者ではないなと思います。
時間的な意味では、1日後・1ヶ月後・1年後・10年後と言った先まで見据えた考えをもっており、行動力もあります。
視座の高さで言うと、ちゃんと視座が高くない人と会話する際にその視座まで降りてきてくれます。相手の気持ちを汲み取って行動できます。
怒らない
喜怒哀楽の中で怒だけ無くしたんじゃないかなと思うくらい怒らないです。桃鉄で理不尽な目に遭っても悔しがりはするけど怒りはしない。いつもニコニコしているわけでもないのですが。
もう少し考えると、怒るようなシチュエーションになる前に必ず手を打っている気がします。
リリース予定の前日にリリースできないような事は起こらないし、そうならないために起案時点でゴールまで道筋作ってさらに何かあっても何とかしてくれるスキルと考えを持っている気がします。
相当な余談ですが、昔振り返り会の中でDon't Look Back in Angerだよ!と言った事あります。伝わらなかったし、自分イライラしてた気がしますけど。もう昔も昔の話です。
偉くなりたいわけではないんだけど・・・
「自分は偉くなりたいわけではないけれど、意思決定できる権限があればメンバーの子が働きやすくなる。今ある問題とか課題とか片っ端から解決できる。絶対に良い方向に進ませる自信がある。」
と言う話を聞いて、自分は役職を如何に表面的に捉えていたのか目から鱗でした。
この言葉がきっかけで仕事が出来る人ってすごいなと再確認ましたし。
あーそう言えばリーダーシップもすごいよねーとかもっとたくさんありますが、「仕事が出来る人」って「仕事が出来る人達」でまとめられないくらいオリジナリティーあふれる魅力的な人達なのでまとめるの多分無理です。
今、魅力的な人達がいるおかげでBlue MondayにならないしFriday I'm In Loveでもあるので、そう言う人に私もなりたい、とは思います。