GitHubダイスキー!
ということで、知った時に「おっ!」と感じたGitHubに関する事項を選出してみました。
1.入れておくと、意味を持つファイル名がある。
README.md
README.mdは有名ですよね。リポジトリのトップにREADME.mdという名称でマークダウンを入れておくと、GitHubで解釈されて表示されます。
それ以外にも、あるのです。意味のあるファイル。
ISSUE_TEMPLATE.md
トップか、.github/というフォルダにISSUE_TEMPLATE.mdという名のファイルを入れると、GitHubでIssueを作った時にこのファイルの内容が入ります。書くべき項目を羅列しておくとルール化できていいですよね。
それ以外にも
PULL_REQUEST_TEMPLATE.md
を入れておくと、Pull requestを作った時のデフォルト値になります。
CONTRIBUTING.md
を入れておくと、Pull RequestやIssueを作るときに、「ちゃんとコレ見てからやりなさいよ」的なリンクを表示してくれます。
こんなふうに。
ファイルの詳細はこちらで説明されてます。
2.コメント入れておくと、Issueを自動でクローズしてくれる。
決まった表記方法でコミットにコメントを入れておくと、Issueを自動でクローズしてくれます。
私の好きな書き方は
Fixes #1
ですが、書き方はいろいろあります。
3.github.com上でタグ切れて、リリースできる。
タグにひも付けてバイナリファイルをアップロードすることができます。
コンパイル後や、パッケージ化されたアプリケーションをリリースするのにいいですね。
私はElectronでパッケージ化したファイルをリリースにひも付けてます。こんな感じです。
4.意味のあるリポジトリ名文化。
GitHubではアカウント毎にリポジトリを作成できます。このページをみて、tilは知ったのですが、リポジトリ名をコモンセンス化するのが流行ってます。私が知っているのは til、Today I Learnedと、設定系ファイルを保持する、dotfilesです。他にあれば、教えてください。共通知識が出来ると幸せです。
5.hubコマンド
GitHubはその名の通りGitのリポジトリサービスで、Gitコマンドがあれば操作できるのですが、GitHub社お手製の「hubコマンド」を使うともっと便利にGitHubを操作することができます。
hubコマンドが持っている機能は例えば、
hub create 今いるリポジトリのディレクトリ名と同名のリポジトリをGitHub上に作成することができます。
hub pull-request プルリクエストを作成できます。
です。
gitにAliasを切って、gitコマンドの代わりにhubコマンドを使うことも出来ます。
また、GitHubにはデスクトップアプリもあるので、GUI好きの方は使ってみてはいかがでしょうか?
6.レビューコメントやPull request、Issueにチェックボックスを作れる。
- [ ] todo it.
のような形式でレビューコメント、Rull request、Issueに書いておくと、編集可能なチェックボックスを作ることができます。
こんな感じです。
例えば、レビューの指摘が複数あった時に、備忘録としてタスクをチェックボックスに並べ、タスクを終えたらチェックしていく、という使い方もできますね。
7.静的Webページを公開できる。
「ユーザ名.github.io」という名前のリポジトリを作成すると、そのURLでアクセスできるWebページを作成してくれます。その名もGitHub Pages。
Organizationを作成して、「Organization名.github.io」というリポジトリ名でも作成できるので、ページはいくつでも作成できます。
また、DNSでC Nameレコードを切って独自URLで運営もできます。
構成管理されたWebページを持てるのは魅力的です。
いかがでしたでしょうか?あなたの「おっ!」があれば幸いです。
この記事は週刊クラウドの一投稿として作成されています。