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Mr. James CoplienのCertified ScrumMasterを受けてきた。(1日目)

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Certified ScrumMaster(CSM)を受講してきましたので、自分の備忘録の意味も含めて、記録。
コースはこちら。
http://www.scrumalliance.org/certifications
私が受講したCSMは2日間の日程です。
本日は1日目の報告

内容

時系列で内容と私の主観を報告していきます。

講師自己紹介とスクラムに対する心構え

James Coplienさんの自己紹介と、Scrumへの熱い想いを語っていただきました。ちなみにJamesさんの話は全部英語でした。ゆっくりと簡単な英語で話していただけたので、英語が得意ではない私でも、大体理解することが出来ました。
自己紹介で印象的だったのが、
・Kaizen(改善) Mindを忘れるな!
・ScrumにはいわゆるManagerはいらない。解雇すべきだ!
でした。明快にScrumのあり方を示して頂いている感じです。

映像でのScrumプロセスの紹介

Scrumプロセスのプラクティスについて、映像で紹介いただきました。計画があり、デイリースクラムをして、レビューして、振り返る、というWebで調べれば出てくる内容です。古めかしい映像がGoodでした。

アイスブレイク

本格的な講義に入る前にアイスブレイクを行いました。
アイスブレイクはある決まりの順番で並ぶというものでした。
決まりは以下の3つで、それぞれで並べ替えを行いました。
・スクラムの習熟度順
・直近でプログラミングした時からの短い順
・直近でエンドユーザと会った時からの短い順
このアイスブレイクはプロダクトバックログを並べるときの理解を易くする目的もあったと思います。

Scrumについての座学

テキストを使って、Scrumについて教わりました。
以下、印象的だったお話。
・開発チームは長期安定すべきだ。
・開発は予想通りになるように管理する。
・開発チームは自己組織化(Self Organizeする)
・鶏は話してはいけないのメタファ(わかりやすい解説はこちらの内容。リンク先は講義とは無関係)。
 ・身を切るものだけが決定する権利がある。
・スクラムマスターはServant Leaderである。スクラムマスターがチームの為に働く。逆じゃない。
・スクラムマスターはScrumをうまく進めるために、チーム外に働きかける。impediments(障害)の排除を行う。
・スプリント計画は2週間のスプリントでは2時間ぐらい
・ミーティングは無駄だ!もちろん必要なムダはあるが!(Jamesさんの熱いトーク)
・合気道の守破離が大事。まずは守、いきなり破をすると、死んじゃう。
・Type A,B,Cのスクラムがある。(わかりやすい解説はこちらリンク先と講義は無関係)
・改善とは無駄・むら・無理をなくしていくことだ。
・無駄にも種類がある。不必要な無駄、付加価値を生む無駄、全く不要な無駄。
・生産性の追求は無駄の一つ。(在庫を生むだけだから。)価値が必要。
・改善とは、価値を上げることだ。改善を続けていくのがAgileだ。
・スプリントバックログの1つのチケットは、一人で一週間くらいでできるものがいい。

エクササイズ

「茶室を作る」プロジェクトのプロダクトバックログを作成しました。
5,6人のチームを作り、ブレーンストーミングを行い要件を出したあと、全員(30人位)で、ひとつのプロダクトバックログを作成しました。
その後、上位の10個程度の要件について、各チームでプランニングポーカーを用いた見積りを行いました。
全てにおいて、スピードを要求しました。Jamesさんは無駄が嫌い。プロダクトを生み出していない時間は全て無駄。だから、いかに早くプロダクトバックログや見積りをするかを重要視していらっしゃいました。
実際、チームに分かれてプランニングポーカーを行った時は、時間のかかったチームや終わるのが早かったチームはありましたが、出たEstimateはどのチームも似通ったものでした。

これで一日目の内容は終了。

一日目結論

とても考えさせられました。
開発の価値とはなにか?開発者の価値とはなにか?その価値を上げていくために何をしていけばいいか。価値を上げるというマインドをチームが持つために、メンバーは何をしていかなければならないか。

悩みつつ、2日目に向かいます。
2日目は、また明日、記載します。

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