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Oracle RMAN使用まとめ

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RMANバックアップを調べていくうちに頭が爆発しそうになったので自分の頭の整理のためにその仕様について(雑に)まとめました。
RMANバックアップにはいろんな種類がある。

・フルバックアップ
データファイル、制御ファイル、spfile等が含まれる。
増分バックアップのベースとしては使えない

・増分バックアップ:レベル0
フルバックアップと一緒、でも増分バックアップのベースにできる。

・増分バックアップ:レベル1
フルバックアップの差分。

・差分増分バックアップ
レベル0バックアップおよび前回のレベル1バックアップをもとに更新されたブロックをバックアップする。
累積増分バックアップと比べてファイルサイズは少なく、リストア時間は長い
redoログは最も新しく取得されたものを適用。

・累積増分バックアップ
常にレベル0のバックアップを参照し、更新されたブロックをバックアップする。
差分増分バックアップと比べてファイルサイズがでかく、リストア時間は短い。
redoログは最も新しく取得されたものを適用。

・増分更新バックアップ
rman側に常にレベル0と取得したレベル1を合わせたバックアップコピーを用意し、そこから更新されたものをバックアップして統合するを繰り返すバックアップ。
ファイルサイズも大きくなく、リストア時間も少ない。
コマンドは差分累積どっちでもよい。
redoログは最も新しく取得されたものを適用。

その他躓いたところ
・どのバックアップでもリストアコマンドは変わらない。
・list backupコマンドで表示されるフルバックアップは制御ファイル、spfileバックアップ(これらのバックアップには増分の概念がないのでフルと表示されるっぽい)
・二世代保存ポリシーを持っていてもアーカイブログのバックアップファイルが一部消される(1世代目以前のアーカイブログが不要と見做されるため。)

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