環境や操作によってはデータ消失のリスクがありますが、当方では責任を持てません。
#結論
Linuxから以下のコマンドを実行した。◎はUSBメモリに割り当てられたデバイス名。コピペして動かすには危険な操作なので。
当然ながら、USBメモリの中身は全て消失する。データが必要であれば、ddで吸い出すこと。
dd if=/dev/zero of=/dev/◎ count=1 bs=4096
#原因
思い当たることと言えば、RufusでISOイメージをDDイメージモードで書き込んだこと。Rufusに限らないと思う。
#やってみてダメだったこと
Windows 10 のディスクの管理や DISKPART などから何とかしようと思い、領域をあれこれするところまではできるものの、フォーマットしようとすると一様に「指定されたファイルが見つかりません」と表示され、フォーマットが完了しない。DISKPARTのCLEANでもDiskFormatterなどでもできないし、RufusでISOイメージモードでもう一度書き込もうとしても失敗した。
#◎の調べ方
Linuxが動く実機があったので、原始的な方法で調べた。
まずUSBメモリを取り付けてない状態で。
# ls /dev/sd*
/dev/sda /dev/sda1 /dev/sda2 /dev/sda3
次にUSBメモリを取り付けた状態で
# ls /dev/sd*
/dev/sda /dev/sda1 /dev/sda2 /dev/sda3 /dev/sdb /dev/sdb1
/dev/sdb と /dev/sdb1 が増えたので、これだろう。sdb1は領域だろうから、実際に◎に相当するのは sdb となる。あとは冒頭のコマンドを実行。
#コマンド実行後
Windowsが動くPCにUSBメモリを装着したらフォーマットするか尋ねられ、無事フォーマットできた。