Tableauにはデータベースで言うところのクロス結合(Cross Join)がないという記事を読みました。
確かにinner join, left join, right join, full joinしかないように見えますが、実はcross joinもできます。
Cross Joinは2つの表を全てのパターンで結合するときに使うものです。例えば以下のような処理を考えます。
やり方は以下の通りです。
まずは片方のテーブルを読み込みます。今回はクリップボードから直接貼り付けました。
次に、もう一つのテーブルを読み込みます。
Tableauのバージョンによって若干手順が異なりますが、以下のように2つのテーブルを結合させます。
結合計算を使って1=1の条件で結合します。1=1でなくても、必ず条件式がTRUEになるならば、どのような式でも大丈夫です。
以上になります。今回は1列と1列を紐づけましたが、複数列ある場合でも同じ動作となります。