はじめに、
jarをexe形式で配布するには、以下のようにする。なお、あらかじめ、Inno Setupをインストールしておく必要がある。
javapackager -deploy -native exe -outdir dest -outfile foo -srcdir build\libs -srcfiles foo.jar -appclass Main
#他にもいろいろオプションがあるけど、詳細はヘルプ等を参照。
Windows上ではWindows用のパッケージしかできないので、gradleを使うまでもなく、batで呼び出すのが手っ取り早いかと。
おお、インストーラできた!と思って、実行すると、英語に......って、そういう人むけにインストーラにするのに、英語......
簡単にやる。
どうやら、languageオプションとかそういった感じのオプションはない。
でも、デフォルトでは、英語用のDefault.islを使うっぽいので、これを単純に日本語のファイルに差し替えてあげればOK。
コピー先:C:\Program Files (x86)\Inno Setup 5\Default.isl
コピー元:C:\Program Files (x86)\Inno Setup 5\Languages\Japanese.isl
まっとうにやる。ための調査。
先ほどの方法で、目的は達成するわけではあるが、あまりにも、アレな感じ......
ということで、いろいろ調べてみるもののよくわからない。いろいろさまよっていると、ココのサイトがヒットした。
ソースがopenjfxとかいうものでant-javafx.jarが実体ということで、ソースを持ってきて、デバッグ開始。
なんとなく、mainっぽいものをあさると、「com/sun/javafx/tools/packager/Main」がそれっぽいので、そこから、追っかける。
どうやら、「com/oracle/tools/packager/windows/template.iss」がデフォルトだけど、「package/windows/%name%.iss」を見に行ってくれるらしい。
まっとうにやる手順
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template.issを持ってきて、package/windows/%name%.issに保存する。
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Languagesに日本語を追加する。
[Languages]
- Name: "english"; MessagesFile: "compiler:Default.isl"
+ Name: "jp"; MessagesFile: "compiler:Languages/Japanese.isl"