この記事は ビビッドガーデン Advent Calendar 2021 の16日目です。
一人目QAとして日々奮闘中の @uje です。今回は勉強会を社内で開催したのでその動機とか書いてみます。
始めた動機
ガッツリとした勉強会が社内でできていなかったので、そういったことをやっていく文化にしたかった気持ちがあります。
QAとして参画したこともあり、品質に関する理解や向上が少しでも進めば…といった思いもあり始めてみました。
勉強会スタイル
資料を準備してそれに基づいて説明する講義スタイルです。
また、自分の過去の経験でこんなことあったよ話も含めて1回30分の極短でやっています。
開催頻度は約1ヶ月に1回ぐらいです。
実施したテーマ
品質ってなにさ?
品質特性とは?
品質保証って何やる仕事?
みたいなものを簡単に。
どのテーマを切り取ってもそれだけで本書けると思うので、あくまで私はこの触りだけです。
合わせて経験を語ったテーマでは以下のようなものも実施しました。
コミュニケーションが腐るとテストも腐る話
そのバグや懸念、忘れた頃に爆発するよ話
参考にした書籍
ソフトウェア品質知識体系ガイド(SQuBOK)
こちらを参考に自身で資料化して勉強会を開催しています。
効果というか実感
概念的な説明が多いので即効性はまだまだかなと思っています。私の伝え方にも改善の余地があると思ってます。
とはいえ、こういった場で伝えること自体が自身の経験にもつながりますし、何より知識をみんなで共有しようという文化ができつつあるのかなと感じています。
今後のこと
講義スタイルは広く伝えるには楽な手法なので必要に応じて実施していこうと考えています。
とはいえ、実践的ではないのも事実で以下のような踏み込んだ勉強会的なことを考えています。
ペアテストまたはモブテストの定期開催(みんなで1つのテストをする)
1書籍の1テーマを題材にした輪読会または読み合わせ会
マイヤーズの三角形をテーマにしたグループワーク的なこと
最後に
拙くてもまずは始めてみることがいいんじゃないでしょうか。
発表の仕方を振り返る機会にもなりますし、資料を作るということ自体の勉強にもなります。
それに、結果的に文化作れたら、全体的な品質向上につながるだろうし、私が最初に始めたって胸張って言えるのでまずは行動してみようという考えで踏み出してみてもいいのかもしれません。