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【あなたのAWS、攻撃されていませんか?】今すぐGuardDutyで脅威をあぶり出せ!

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はじめに

こんにちは、uiroleです!
AWSのセキュリティ対策は重要ですが、インターネットに接続している限り、リスクは常に潜んでいます。
今回は、 AWS GuardDuty を使って、脅威を検出・可視化し、攻撃からAWS環境を守る方法を紹介します。
この記事で、GuardDutyの活用法を身につけて、AWS環境をより安全に保つ知識を学んでいきましょう!

GuardDutyとは?

Amazon GuardDuty は、AWSのマネージド脅威検出サービスで、悪意ある活動や異常な動作を自動で監視・検出します。
GuardDutyは、以下の3つのログソースを分析して脅威を特定します

分析するログソース 内容
VPC Flow Logs ネットワークの流れを分析し、不審なトラフィックを検出
AWS CloudTrail Management Events AWS APIのアクティビティを監視
DNS Logs 悪意あるドメインへのアクセスなどを検出

GuardDutyの導入方法

1. GuardDutyの有効化

GuardDutyを利用するには、AWSマネジメントコンソール にアクセスし、GuardDutyのページで「GuardDutyの有効化」をクリックするだけです。
特別な設定は不要で、クリック一つで監視が始まります。

2. 管理アカウントでの集中管理

GuardDutyは複数アカウントを使用するAWS環境でも、 管理アカウント から一元管理が可能です。
GuardDutyを集中管理することで、全AWSアカウントのセキュリティを効率的に監視できます。

3. サンプルフィンドの活用

GuardDutyには サンプルフィンド という機能があり、テストアラートを発生させることで、設定や通知の確認が可能です。
GuardDutyの挙動をテストしたい場合は、この機能で操作を確認してみましょう。

GuardDutyのアラート内容と確認方法

GuardDutyは、異常が検出されると フィンド (Findings)というアラートが発生します。
フィンドは重要度に応じて、 低・中・高 の3段階で表示されます。

  • : 調査は必要ないが、状況の把握をしておくべきアラート
  • : 早急に調査が必要なアラート
  • : 直ちに対応が必要な重大アラート

アラートの確認方法

GuardDutyのアラートは、AWSマネジメントコンソールで確認可能です。
AWS LambdaやSNSと連携することで、アラートを自動通知し、迅速に対応する仕組みも構築できます。

GuardDutyの通知設定

GuardDutyのアラートを見逃さないためには、通知設定を行うことが重要です。

  1. Amazon SNSで通知を設定
    GuardDutyとSNSを連携させ、アラート発生時にメールやSMSで通知を受け取るようにします。

  2. CloudWatchとの連携
    GuardDutyのアラートをCloudWatchに送信し、メトリクスを作成することで、ダッシュボードでリアルタイムにセキュリティ状況を可視化できます。

  3. AWS Lambdaを使用して自動応答
    GuardDutyが重大アラートを検知した際、AWS Lambdaで自動的にスクリプトを実行することで、迅速な対応を行えます。

GuardDutyアラートへの対応策

GuardDutyのアラート内容に応じた対応方法を紹介します。

アラートの種類 対応策
不正なIPアドレスからのアクセス 該当のIPアドレスをセキュリティグループでブロックし、アクセスを制限する
異常なアクセスパターンの検出 セキュリティ設定を見直し、必要に応じてIAMポリシーを再確認・修正する
大量のデータ転送アラート リソースの使用状況を確認し、CloudTrailでアクティビティログを調査
新しい地域からのログイン 該当のアクセスキーを無効化し、2段階認証の導入を検討する

GuardDutyのベストプラクティス

  1. Security Hubとの統合
    Security HubとGuardDutyを統合することで、AWSの各種セキュリティサービスのアラートを一元管理できます。
    これにより、GuardDuty以外のセキュリティリスクも包括的に把握できるようになります。

  2. CloudWatchによる監視強化
    GuardDutyのアラートをCloudWatchメトリクスに追加し、異常発生時にすぐ対応できるよう通知設定を行うことが推奨されています。
    CloudWatchダッシュボードでGuardDutyの状況を可視化すれば、全体のセキュリティを一目で確認できます。

まとめ

AWS環境のセキュリティ対策を強化するためには、GuardDutyの導入が不可欠です。
異常検出機能や自動通知機能を活用し、セキュリティリスクを即座に把握することで、AWS環境を強固に守りましょう。

この記事がGuardDutyの理解に役立ったら、ぜひ「いいね」やフォローをお願いします! GuardDutyを使ってAWSのセキュリティを高め、安心してクラウド環境を活用してください。

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