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[お知らせ] Visual Studio 2022 のローンチが決定しました(日本時間 11/9 1:30 にオンラインイベントで発表)※随時アップデート予定

Last updated at Posted at 2021-10-13

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皆さんごきげんよう。
米国時間 10/12 に、3 年ぶりの製品の大型アップデートになる Visual Studio 2022 のローンチが発表されました。11/8 日月曜日午前 8:30 (米国太平洋標準時)に VS2022 ローンチイベントがオンラインで開催されます。(今年はサマータイムが 11/7 までなので、通常太平洋標準時計算だと、日本時間で 1:30 の深夜になります)

なお、翌日 11/9 (米国太平洋標準時)は、.NET Conf 2021 が開催される予定です。ここでは、.NET 6 について発表される見込みです。2 日続けてのローンチに加え、今年も 11/2-4 (これも米国太平洋標準時) には、Microsoft Ignite が開催される、11 月はかなり技術的に力が入った月になりそうです。

ハッシュタグ : #VS2022

ローンチイベント (2021/11/11 Update)

予定通り VS2022 がローンチしました。(VS for Mac 2022 はちょっとおまちください)
詳細はこちら。本記事は経緯として残しますが、下記も併せて御覧ください。

Visual Studio 2022 ローンチイベント

日本時間 11/9 1:30 AM より、ローンチイベントが開催されました。キーノート「Scott Hanselman とゆかいな仲間たち」は以下より日本語字幕付きでご覧いただけます。

イベント全体はこちら

注 : YouTube 版もありますが、日本語字幕は Learn TV (Channel 9) のみ付与となっていますのでリンクを変更しました。YouTube がいいんだ!という方はこちらからどうぞ。
■ YouTube 版
https://www.youtube.com/watch?v=f8jXO946eDw

.NET Conf

米国時間 11/9 - /10(日本時間 11/10-/11 日深夜)、.NET 6 のローンチをふくめた、.NET 関連最大のイベント ".NET Conf" が実施されました。

こちらも、すべてのセッションについて LearnTV にて日本語字幕付きでご覧いただけます。


Visual Studio 2022 Release Candidate と Preview 5

Release Candidate (以下 RC 版と呼称) を以下からお試しいただけます。(なお、RC 版、GA 版双方に、本番利用を目的とした go-live ライセンスが付属しています。)

  • RC 版ダウンロードはこちらから

  • Previrew 版ダウンロードはこちらから

RC 版と Preview 版の使い分けかたは?

参考ブログ

RC 版は、Visual Studio を使用して本番環境向けのアプリケーションやプロジェクトを構築する際、機能アップデートの頻度が低い場合に使用することをおすすめします。なお、GA バージョンリリース後、起動時には、RC バージョンは GA バージョンにアップデートされる予定です。

一方で、Visual Studio 2022 の最新機能をお試しになりたい場合は、Preview 5 リリースをご利用いただくことがよいでしょう。発売時には、Preview 5 バージョンは Visual Studio 2022 17.1 Preview 1 にアップデートされ、チームが取り組んでいる最新の機能が含まれることになります。

なお、Enterprise 版または Professional 版のライセンスをお使いの方は、Preview 5 または RC 版にアップデートし、サブスクリプションのユーザーアカウントでサインインするだけでご利用いただけます。また、Community Edition(条件付き)を使用する資格がある場合は、Preview 5 または RC にアップデートすることができます。ライセンスをお持ちでない場合や、Community Edition をご利用いただけない場合は、Visual Studio 2022 をお試しいただけるトライアル版がありますので、ご検討ください。

付記 : RC 版や Preview 版以降、GA までに変更などが随時リリースされていきます。製品開発に RC 版や Preview 版を利用される際は、一層手厚く、より慎重なテストを実施されることをおすすめします。

Visual Studio 2022 の 4 つのおすすめポイント

1. 64bit 対応 : パフォーマンス

Visual Studio 2022 のプロセス(devenv.exe)自体がついに満を持して 64 bit 化。大規模で複雑なソリューションにも対応可能になることで、Visual Studio のスケーラビリティと信頼性が大幅に向上しました。さらに、コード編集、ソリューションの読み込み、ブランチ切り替えのエクスペリエンスを高速化。応答性も向上し、開発パフォーマンスの向上を実現することができました。

2. 生産性の向上

(個人的にめちゃくちゃ推しポイントですが)Hot Reload により、これまでで最も生産性の高い編集/デバッグループを実現できるようになりました。さらにコード検索機能を強化し、高速化。コード ナビゲーションとの併せ技で、必要なコードにたどり着きやすくなります。デバッグ ツールとプロファイリング ツールは、問題解決からコード作成までの時間を短縮してくれます。

追記 : Hot Reload は、アプリケーション実行中に、一時停止やブレークポイントを手押しすることなく、アプリケーションの管理対象ソース コードを変更することができる機能です。アプリケーションの実行中にサポートされている変更を加えるだけで、新しい Visual Studio エクスペリエンスで「コード変更の適用」ボタンを使って編集内容を適用することができます。

3. モダンな開発環境

最新の .NET 6 および C++ 20 ツールが利用可能。IoT、コンテナ、クラウドだけでなく、デスクトップ、ゲームなど、様々な環境で動作するアプリケーションを構築、デバッグ、テストができます。

4. 革新的なイノベーション

Git および GitHub Actions のワークフローを統合しました。さらに、IntelliCode の AI 機能がコードを提案してくれます。特にテレワーク時代に効果的なのが、LiveShare の機能です。リアルタイムでのコーディングコラボレーションを実現してくれます。

参考事例 (福岡 - 茨城間での遠隔開発事例。10/10 日発表)

Visual Studio 2022 ローンチイベントのスピーカー

Amanda Amanda Silver (CVP of Product, Developer Tools) Scott Scott Hanselman (Partner Program Manager, .NET Platform) David David Fowler (Partner Software Architect, .NET Platform) Kendra Kendra Havens (Senior Program Manager, Visual Studio) Anson Anson Horton (Partner Software Architect, Visual Studio)

Agenda

  • Welcome to Visual Studio 2022 – by Scott Hanselman and friends
    • Speakers : Scott Hanselman / Amanda Silver / Anson Horton / David Fowler / Kendra Havens / Mark Downie / Erika Sweet / Kanika Agarwal / Olia Gavrysh
    • Scott Hanselman と Visual Studio 製品チームの愉快な仲間たちが一緒に、ついに悲願の実装となる 64bit 対応をはじめとした、Visual Studio 2022 の最新情報をデモなどを通じて華麗に魅せてくれます。
  • What’s new for .NET, ASP.NET and Azure developers
    • Speaker : Angelos Petropoulos
    • ASP.NET の最新情報は Angelos にお任せ!IntelliCode、Hot Reload、GitHub Actions など盛りだくさんの機能を紹介します。
  • Visual Studio 2022 for .NET XAML developers
    • Speaker : Dmitry Lyalin
    • 百聞は一見にしかず。WPF、WinUI 3、.NET MAUI など、XAML を採用したアプリケーションを構築する際、VS 2022 は、開発者の生産性を飛躍的に向上させる多くの新機能を提供します。このエンド・ツー・エンドのセッションでは、XAML Designer やコード エディタの改良、XAML Hot Reload、.NET Hot Reload、XAML Live Preview、Data Binding Diagnostic などのライブ編集機能など、新機能の多くをデモで紹介します。
  • Visual Studio 2022 for .NET WinForms developers
    • Speaker : Olia Gavrysh
    • Windows Form アプリケーションの構築が大好きな方向けセッションです。WinForms アプリケーションで今すぐ使える Visual Studio 2022 の新機能についてご紹介します。IntelliCode のような新機能から、デザイナの刷新など、WinForm アプリデベロッパーのみなさんの生産性を向上させるポイントを紹介します。
  • Build triple A games with C++ in Visual Studio 2022
    • Speaker : David Li
    • このセッションでは、IntelliCode、Hot Reload など、Visual Studio で C++ ゲームをシームレスに構築するための新機能について詳しく説明します。
  • Building cross platform apps with C++ in Visual Studio 2022
    • Speaker : Erika Sweet
    • このセッションでは、Visual Studio 2022 のツールを使って依存関係を管理し、Windows、Linux、MacOS 上で Visual Studio またはコマンドラインからネイティブでクロスプラットフォーム アプリケーションをビルドする方法について紹介します。どのような方法でプロジェクトを構築しても、Visual Studio のデバッガを活用して、Linux や MacOS で GDB や LLDB を使ったリモート デバッグを行う準備ができます!
  • Building native Windows applications in Visual Studio 2022
    • Speaker : Sy Brand
    • このセッションでは、Visual Studio 2022 に搭載された Windows ネイティブ アプリケーション向けの新機能について紹介します。Visual Studio 2022 の side by side のサポートにより、コードを 1 行も変更することなく、Visual Studio 2022 を今すぐ使い始めることができます。このセッションでは、アプリケーションをモダナイズするために役に立つ C++ 20 の新機能についてもご紹介します。
  • What’s new for Git and GitHub in Visual Studio 2022
    • Speaker : Taysser Gherfal
    • Visual Studio 2022 の新機能を使って、Git リポジトリを簡単に操作できるようになりました。Git 利用者の方におすすめしたいセッションです。
  • Visual Studio 2022 for extension authors
    • Speaker : Leslie Richardson
    • このセッションでは、Visual Studio の拡張機能をより簡単に実装する方法や、拡張機能を VS 2022 に移行しても誰でも継続して使っていただけるようにするためのポイントを紹介します。
  • Visual Studio for IT administrators
    • Speaker : Christine Ruana
    • IT Admin の皆様にとって組織内での Visual Studio の展開と更新の管理は地味に大変だなと思ってる方もいらっしゃるかもしれません。このセッションでは、Visual Studio が、組織内の展開、更新を容易にしてくれるのかをお伝えします。
  • What’s new for Visual Studio 2022 for Mac
    • Speaker : Jordan Matthiesen
    • 祝 MacOS ネイティブ UI ベースの UI 更新!このセッションでは、Visual Studio for Macの新機能や改善点についてご紹介します。
  • Building cross platform apps with .NET MAUI in Visual Studio 2022
    • Speaker : Maddy Leger
    • Visual Studio 17.1 Preview と、.NET MAUI でクロスプラットフォームアプリを構築する開発者の皆さんに役立つ新機能を紹介します。スマホ上で動作するモバイル アプリからデスクトップ アプリまで、Visual Studio 2022 では、それらすべてを 1 つのコードベースで構築することができます。

付記 : 各セッションの原文はこちらから

補足 : 11 月の技術系イベント(for Developers)

11 月は特に開発者にとって注目のイベントが目白押しです!ぜひご参加ください。日本語字幕が用意されていたり、オンデマンドでの視聴なども可能なものも増えています。

11/2-/4 (PST) Microsoft Ignite

11/8 (PST) Visual Studio 2022 Launch Event

11/9 (PST) .NET Conf 2021

それでは皆様、ごきげんよう!VS2022 のローンチまでお待ちくださいませ :)

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